時代が変わる時、私たちはどう生きるか。「よひとやむみな」が告げるヨガ的な覚醒と魂の自立

365days

時代の変わり目に、私たちは立っています。
何か大きなうねりが、社会のシステムも、私たちの価値観も、根底から揺さぶっているのを感じていませんか?
今まで「当たり前」だと思っていた常識が音を立てて崩れ去り、新しい、しかしどこか懐かしい価値観が芽吹き始めています。

そんな今、静かに注目を集めている言葉があります。
「よひとやむみな」。
これは、ある神示(啓示)の一部であり、これからの時代を生き抜くための、魂への強烈なメッセージを含んだ言葉です。
今日は、この言葉を鍵として、激動の時代におけるヨガ的な生き方、そして私たち一人ひとりが果たすべき「魂の自立」について、深く潜っていきたいと思います。

 

「よひとやむみな」とは何か?

「よひとやむみな」とは、「世、人、病む、見な(みな)」とも、「世、人、止む、見な」とも解釈されますが、その本質的な響きは「世の中も人の心も病んでいる(行き詰まっている)現状を直視し、そこから目覚めよ」という警鐘であり、同時に「来るべき新しい世(ミロクの世)へ向けて、魂の準備を整えよ」という愛ある呼びかけでもあります。

日月神示などの神道的な文脈で語られることが多い言葉ですが、これは特定の宗教に限った話ではありません。
ヨガの教えと驚くほどリンクしているのです。
ヨガが数千年前から伝え続けてきた「マーヤー(幻想)からの覚醒」や「サット・チット・アーナンダ(真実・意識・至福)への回帰」というテーマが、今、日本語の言霊として響き渡っているように感じます。

 

現代社会の「病み」と「闇」

なぜ今、この言葉が必要なのでしょうか。
それは、私たちが作り上げた現代社会システムが、限界を迎えているからです。

物質至上主義の限界:
「もっと多く、もっと速く」という資本主義のエンジンは、環境を破壊し、格差を広げ、私たちの心を疲弊させました。モノは溢れているのに、心はかつてないほど飢えています。

分離と対立:
SNSは世界を繋ぐはずでしたが、皮肉にも「自分と違う意見」を攻撃するツールとなり、分断を深めています。右と左、富める者と貧しい者、ワクチンを打つ者と打たない者。二元論的な対立が極まっています。

外側への依存:
健康は病院任せ、幸せはパートナー任せ、安全は国任せ。自分の人生の主導権(スヴァラージ)を外側の権威に明け渡してしまった結果、私たちは無力感に苛まれています。

これこそが「よひとやむみな(世人病む見な)」の状態です。
私たちは、本来の生命力を見失い、システムという巨大な機械の歯車として、ただ回転させられているだけなのかもしれません。

 

ヨガ本来の教え:破壊と再生のプロセス

しかし、ヨガの視点で見れば、この混乱は悪いことではありません。
破壊の神シヴァが踊り狂うとき、それは古い世界が終わる合図であり、同時に新しい世界が創造されるプレリュード(前奏曲)です。

今起きていることは、「大峠(おおとうげ)」とも呼ばれる浄化のプロセスです。
膿(うみ)が出る時は痛みを伴いますが、出さなければ治癒はありません。
社会の膿、そして私たち個人の内側に溜まった膿(カルマ、トラウマ、エゴ)が、今、一気に表面化しているのです。

ここで大切なのは、恐怖に飲み込まれないことです。
ヨガが教えるのは「サクシ・バーヴァ(目撃者の視点)」です。
嵐の中に巻き込まれるのではなく、嵐を静かに見つめる「台風の目」の中に座ること。
「ああ、今、時代が大きく脱皮しようとしているのだな」と、俯瞰して観る視点を持つことが、何よりの守りとなります。

 

「身魂(みたま)磨き」という具体的な実践

では、この激動の時代をどう生きればよいのでしょうか。
「よひとやむみな」が説くのは、徹底的な「身魂磨き」です。
これは精神論だけでなく、具体的な生活の実践を含みます。

食を正す(小食・粗食):
飽食は身体を濁らせ、直感を鈍らせます。必要な分だけをいただく「小食」は、身体(神殿)を清め、プラーナ(気)の巡りを良くする基本です。

言葉を正す(言霊):
不平不満、悪口、恐れの言葉は、低い波動となって自分自身を汚します。「ありがとう」「嬉しい」「楽しい」といった肯定的な言葉(マントラ)を使うことで、現実は光を帯び始めます。

身体を動かす(アーサナ):
古いエネルギーは身体の節々に溜まります。ヨガのポーズで身体を動かし、汗をかき、呼吸を深めることは、物理的な浄化(ミソギ)です。

己の我(ガ)を取る:
これが最も重要で、最も難しいことです。エゴ(我)は「自分が正しい」「自分が損をしたくない」と叫び続けます。このエゴの声を静め、「大いなる流れ」に身を委ねる(イーシュワラ・プラニダーナ)こと。

「自分さえ良ければいい」という我欲(われよし)の生き方から、「全体の調和のために自分を使う」という奉仕(カルマ・ヨガ)の生き方へのシフト。
これが、新しい時代のパスポートです。

 

スピリチュアルなアドバイス:外から内へ、知識から直感へ

これからの時代、既存のメディアや権威ある情報筋が、必ずしも真実を語るとは限りません。
外側の情報に答えを求めれば求めるほど、混乱し、不安になるでしょう。

答えは、あなたの内側にしかありません。
「内なる神(アートマン)」の声を聞くことです。
そのためには、静寂が必要です。
スマホを置き、テレビを消し、静かに座って目を閉じる時間を持ってください。

「なんとなく嫌な予感がする」
「理由はわからないけれど、こっちが楽しそうだ」
そうしたふとした直感や、身体の感覚(違和感や心地よさ)こそが、あなたの魂からのナビゲーションです。
論理や損得勘定ではなく、「魂が喜んでいるか」を基準に選択すること。
それが、どんな荒波の中でも転覆しない、唯一の方法です。

 

終わりに:二極化を超えて、統合へ

「二極化が進む」とよく言われますが、ヨガが目指すのはその先にある「統合」です。
光と闇、善と悪、自分と他人。
それらを分けて戦うのではなく、すべてを含んで超えていくこと。
泥の中から蓮の花が咲くように、この混沌とした時代だからこそ咲かせられる、美しい魂の花があります。

恐れることはありません。
私たちは、この時代の変革を体験したくて、自ら望んで今ここに生まれてきたのですから。
「よひとやむみな」。
その言葉を胸に、まずは今日、丁寧にお茶を淹れ、深く呼吸をすることから始めてみませんか。
世界が変わるのを待つのではなく、あなたの意識が変わることで、世界を変えていくのです。

この縁側で、共に新しい時代の風を感じられることを楽しみにしています。

ではまた。



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Kiyoshiクレイジーヨギー
*EngawaYoga主宰* 2012年にヨガに出会い、そしてヨガを教え始める。 瞑想は20歳の頃に波動の法則の影響を受け瞑想を継続している。 東洋思想、瞑想、科学などカオスの種を撒きながらEngawaYogaを運営し、ENQAN(ヨガ)、JIQAN(内観)、瞑想指導にあたっている。SIQANという日本一簡単な緩める瞑想も考案。2020年に雑誌PENに紹介される。 「集合的無意識の大掃除」を主眼に調和した未来へ活動中。