風が吹き抜ける空間での在ることについて【ヨガは充足に触れること】

ENQAN

ただ「在ること」の追求がヨガであります。

日常生活において賑やかになりすぎてしまっている感情や思考が止む、それがヨガでの目的のひとつかと思います。

その先に気づきがあるとのことです。

私たちは日々、様々な役割をこなし、多くの情報に触れ、知らず知らずのうちに心と身体を緊張させています。

魂レベルからの役割でしたらいいのですが、社会に強制されたことや単なる小さなエゴからくるものですと、その先に幸せはありません。

もっと欲しいという欲望の拡張が待っています。

しかし、そんな中でも、ふと立ち止まり、内なる静寂に意識を向けることで、私たちは本来持っている安らぎと繋がり直すことができるのではないでしょうか。

それがヨガであり瞑想かと思っております。

 

「する」ことから「在る」ことへ – 呼吸という名のアンカー

私たちは、常に何かを「する」ことに追われがちです。仕事をすること、学ぶこと、目標を達成すること。

もちろん、それらは人生を豊かにする上で大切な要素です。しかし、その「する」モードに偏りすぎると、私たちはいつしか自分自身を見失い、心の奥底からの声を聞き逃してしまうことがあります。

というか、既に聞き逃していることでしょう。

ヨガや瞑想は、この「する」モードから、一時的に「在る」モードへと意識をシフトさせるための、素晴らしいツールとなります。

そして、その最も身近で強力なものが、「呼吸」です。

吸う息と共に新しいエネルギーを取り込み、吐く息と共に不要なものを手放す。

このシンプルな繰り返しのなかに、私たちは生命の根源的なリズムと、今この瞬間の確かさを見出すことができます。

ヨガクラスでも瞑想会でもとても大切にしているものです。

呼吸に意識を向けるとき、私たちは過去の後悔や未来への不安といった、思考の迷路から抜け出し、ただ「今、ここ」に存在することの安らぎを感じ始めます。

それは、今にあることにつながるからでもあります。

私もアーサナ中や散歩など呼吸に意識を向けております。(危ない時もありますが笑)

 

「ゆるむ」ことの知恵 – 肩の荷を下ろし、流れに任せる

現代社会は、私たちに「頑張ること」「努力すること」を強く求める傾向があります。

しかし、むしろ「ゆるむ」ことの重要性をお伝えしたいと考えています。

心と身体が過度に緊張している状態では、本来持っている能力を十分に発揮することができません。それは、まるで固く結ばれた紐のように、しなやかさや柔軟性を失ってしまいます。

「ゆるむ」とは、単にだらけることではありません。

それは、不必要な力みを手放し、物事の自然な流れに身を委ねる、積極的な知恵なのです。

肩の力を抜き、眉間のしわをほどき、深呼吸をする。

それだけで、私たちの内側にはスペースが生まれ、新たな視点や気づきが訪れることがあります。

そして不調も緩和されていきます。

不要なものが自然と手放されていくのです。

この「ゆるむ」という感覚は、自己受容とも深く繋がっています。「こうあらねばならない」という固定的な自己イメージや、他者からの評価に囚われることなく、今の自分をありのままに受け入れる。

そのとき、私たちは初めて、真の意味でリラックスし、内なる平和を感じることができるのではないでしょうか。そして、不思議なことに、私たちが「ゆるむ」と、周囲の状況もまた、まるで呼応するかのように円滑に進み始めることがあるのです。

これが引き寄せで言われていることですが、引き寄せようと頑張る、努力する、意地になるという逆のことをやりがちです。

逆なのです。

 

「手放す」ことの勇気 – 空っぽの器に満ちるもの

私たちは、知らず知らずのうちに多くのものを抱え込んで生きています。物質的なものだけでなく、過去の経験や、未来への期待、そして様々な思い込み。

それらは時に、私たちの心を重くし、自由な羽ばたきを妨げてしまいます。

過去も未来も触れることのできないイメージでしかありません。

「手放す」ことは、時に勇気を必要とするかもしれません。

慣れ親しんだものを失うことへの恐れや、変化に対する不安を感じることもあるでしょう。しかし、何かを手放すことで初めて、私たちは新しいものを受け入れるためのスペースを作ることができるのです。それは、まるで一杯になった湯呑みから古いお茶を捨てることで、初めて新しいお茶を注ぐことができるのと同じです。

手放すことは、それが無くなることではありません。

あるがあるだけですから、ずっとあるがあるだけなのです。

瞑想は、この「手放す」という稽古の場でもあります。次から次へと湧き上がる思考や感情に気づき、それに同一化することなく、ただ静かに見送る。このプロセスを通じて、私たちは思考や感情の奴隷になるのではなく、それらを客観的に観察し、距離を置くことができるようになります。そして、その先に現れるのは、何物にも囚われない、広々とした心の自由です。

 

「あるがまま」に輝く – あなた自身の内なる光

EngawaYogaが目指すのは、特別な誰かになることではありません。

むしろ、あなた自身が本来持っている「あるがまま」の輝きに気づき、それを大切に育んでいくことです。私たちは一人ひとり、ユニークでかけがえのない存在であり、その内側には無限の可能性と智慧が眠っています。

それがエゴや我を強くすることで隠れてしまっているのです。

自分自身の内面と向き合う時間を持つこと。手放すこと。

そこには、派手な演出も、劇的な変化もないかもしれません。しかし、その静寂の中にこそ、日々の喧騒の中では見過ごしてしまうような、ささやかで、しかし確かな喜びや発見が隠されているのです。

それは、まるで土の中に埋もれていた種が、雨と太陽の光を受けてゆっくりと芽を出し、やがて美しい花を咲かせるようなプロセスです。焦らず、急がず、自分自身のペースで、内なる声に耳を傾けながら、一歩一歩進んでいく。その道のり自体が、かけがえのない学びと成長の機会となるでしょう。

私たちの日常は、時に忙しく、心がかき乱されることもあるかもしれません。しかし、そんな時こそ、充足のある心、穏やかで清々しい感覚を思い出してみてください。

内側には、いつでも帰ることのできる、静かで安心で安全で広大な安らぎの場所があるのですから。

 



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Kiyoshiクレイジーヨギー
*EngawaYoga主宰* 2012年にヨガに出会い、そしてヨガを教え始める。 瞑想は20歳の頃に波動の法則の影響を受け瞑想を継続している。 東洋思想、瞑想、科学などカオスの種を撒きながらEngawaYogaを運営し、ENQAN(ヨガ)、JIQAN(内観)、瞑想指導にあたっている。SIQANという日本一簡単な緩める瞑想も考案。2020年に雑誌PENに紹介される。 「集合的無意識の大掃除」を主眼に調和した未来へ活動中。