ヨガマットはYOGマットで決まりです。と結論から書いておきますが。
ヨガをやったことがある人は、ヨガマット選びに悩んだことがあるでしょう。僕もいろいろと試してきました。
最初は安い安いヨガマットでAMAZONで1000円ぐらいでした。(しかもケース付です笑) すぐにボロボロになり次のヨガマットへ。
ブラックマット(Mandukaブラックマット )やそこそこのマット(3000円ぐらい)を試していくなかで、まず最初に気に入ったのはJADEマットでした。これは天然マットで土に埋めれば地球へと帰るという優れもの。
持ち運びしやすい、グリップが効いている、そしてエコ。地味な色合いのラインナップで、それが逆にかなりやっている人に見られるような雰囲気も持っています。
でもですね、こちらのマットは毎日毎日1時間2時間、長い時には5時間とかやるとダメになりますね。わたしは1年間はもたなかった。結構好きだったのですけどね。
私のヨガスタイルだと持久力が足りないなと感じていました。
マット自体が駄目というわけではございません。友人でも生徒さんでもこちらのジェイドマットを使っている人も多いです。(多いといっていいくらいに多いと思います)
というわけで耐久性という意味では、わたしには足りませんでした。
そんなときに、ひょんなことから行った燕スタジオの「BORN TO YOG」で、これだと思うヨガマットに出会ったのですよ。それがYOGマットです。(YOGマットに出会って、坊主阿里にJADEマットをあげました。)
「BORN TO YOG 」についてはこちらの関連記事をご確認ください。
もくじ.
YOGマットの幅がスタイリッシュ
初めてYOGマットを見ると、すぐに目に付くのが幅の狭さだと思います。
公式ホームページでも「細く長〜く」と書いてあります。
width:50 × length:200(cm)というカタチ。一切の無駄を省き、補うところはきっちり補う。アクティブなヨギたちにとって本当に必要なマットの全形を常識にとらわれずゼロから考え直しました。YOG MATの幅は市場に出回る標準サイズより11cm狭く、長さは27cm長く設計されています。この特異なスリム&ロングフォルムこそが、プロユースの新たなスタンダードであり、YOG MATのシグネチャーなのです。
Slim and Tall Form
All through the ages, innovations that create Wow!! come out of the change of it’s shape. YOG MAT is 8% narrower(about 20 inch) and 15% longer(almost 80 inch) than an average one you can see in the studio. All we did is cutting the overage and covering the shortage. We believe this peculiar look of today will be the standard of tomorrow especially for experts.
細いんです。肩幅にぴったりなんですね。
一般的なヨガマットはもっと幅がありますが、YOGマットはきゅっと締まっている。
この狭さが、集中力を高めてくれているし、アクティブ性も高めてくれます。これは使ってみるとわかります。
この幅でやるとピンチャなどの肩幅で手を置くのが意識的にやりやすくなります。
YOGマットの長さがヨガの可能性を広げる
ハンドスタンドやピンチャマユーラアサナで向こう側に降りたり、そこからブリッジで戻る練習がとてもやりやすいのです。
かなりYOGマットのお陰で練習が捗ったと思います。
ハヌマーンアサナでも足を前後に開いても十分に使えて、その後のシークエンスにも存分に長さを活かしてアサナができます。
プロダクトデザインとしてのかっこよさ
かっこいいですよね。フォルムがキレイなんですよ。
色々と計算されているとは思いますが、絶妙な感じがします。
製作者のカズさんに聞きましたが、この肌触りはウレタンの持つ素材のままだそうです。
小さいプチプチもそのままだそうです。素材を活かしたYOGマットということです。
ただ、ウレタンの加工は大変だそうです。パンのように焼いてみないと分からないそうです。
「BORN TO YOG FACEBOOK」で入荷しました、という連絡があるのは、一定の品質(かなりの品質)を保った上で生産しているので、出来上がってみないとわからないところがあるのですって。
※公式ページから拝借 YOG
ロゴのブロッコリーが絶妙
ロゴもいいですよね。ブロッコリーがいい感じです。
イニシャルが入っているのは、aboutの経歴で書いてありますが、YOGライダーになったということで、イニシャル入りのYOGマットを頂きました。
自分仕様になっていく嬉しさがありますね。
軽いというだけで行動範囲が変わる
軽いというのが結構大事なことなのですよ。
軽くてコンパクトだと人は行動できます。それだけで行動が変化します。
人は周りからの影響をかなり受ける生き物です。
手荷物がひとつあるだけで、買い物する店がひとつ減ることぐらいありますよね。それだけで億劫になってしまう。
小さい差ですが、行動には大きな差となって表れます。
ですので、軽くてコンパクトであることは重要な要素です。
YOG MATは市販マット*に比べ34%もの軽量化(1,280g)を実現しました。加えて幅を狭くしたぶん、丸めたときのマットの筒も驚くほど短くなりました。固定概念を疑うことからイノベーションは生まれます。持ち運びが容易になることで、お気に入りのスタジオに向かう足も軽くなり、ヨガがもっと上手く、もっと身近になります。
*同サイズを高品質天然ゴムで制作した場合の比較。弊社調べ。Superior Light
We Japanese think smallness beautiful and lightness cool. This is the biggest moment we’ve worked hard. YOG MAT is *34% lighter(2.8 lb) than a prosumer natural rubber one. And what is more narrow form can be rolled up to an amazingly mini tube! No one feel disappointed if her or his mat becomes far easier to travel around. Focus more on every practice from within anytime on your own base. *Excuse us it is the fact in our own right.
使う人を選ぶこともある
YOGマットは使う人も選びます。これ踏めないとダメなのです。
「踏む」とは、足でも手でも、ヨガをやるときにしっかりと強く押すことです。
土台を安定させましょう、ということをヨガクラスで聞いたことがあると思いますが、土台を安定させるにはアライメントや重心だけでなく、この踏む強さも必要です。
この踏みが弱いと、もしかしたら使いにくいかもしれません。勝手な私の意見ですが。
超丈夫で、1年半使っても不都合がなし
実はヨギーとしてはヨガマットがタフであることは重要なんです。
家で練習したいですよね。朝にもヨガをやりたいですし、夜にも身体の調整をしたい。
そのようにしてヨガマットの上の生活が長くなると、どうしても耐久性が必要になってきます。
YOGマットは耐久性は十分にあって、1年以上使っていますが、全く大丈夫です。
これではリピーターが増えないのではと、心配になるレベルです。
細かいのですが、思う存分に使えるということは練習に必須です。
練習とは別の気にする要素が多いと、集中力が切れやすくなりますし、自分のパフォーマンスも発揮しきれません。無意識に可能性を阻害してしまうこともあります。
ですので、自分の納得したものを使うというのは非常に大事です。
3-layers Structure
YOG MATは 3 レイヤー構造によってデザインされています。非伸縮性のファブリックを高クッション性のウレタンシートでサンドイッチするという構造です。安定したグリップと究極に心地よいクッションを追求しながら、同時にダウンドッグで縦にマットが伸びる等の伸び縮み耐性不足による不安を払拭しました。
3 Layer Structure
The structure of the mat is tacked a piece of anti-elastic polyester texture especially used in medical field with two urethane sheets. This simple yet unique method of manufacturing ensures the compatibility between comfortable ride and dependable safety. YOG MAT is proudly assembled in Japan.
終わりに:道具というのは「道の具」
道具というのは道を歩む為に必要となる、備えておくべき物のことです。(道というのは、書道、茶道、剣道、合気道などの道のことです)
道に必要となる物が道具です。道を究める為に重要なポジションを担うのが道具なのです。
わたしは昔に野球をやっておりましたが、グローブを磨くのが大好きでした。
磨けば磨くほどに、自分自身になっていくような洗練された感覚を持っていました。
ご存知のプロ野球選手であるイチローさんも、野球がうまくなるコツを聞かれた際に、グローブを磨きなさいと助言していました。
YOGマットもその一つと思って大事にしています。
もちろん今後ずっと使い続けられる保証はありませんが、道を歩み続けるということは終わらないでしょう。
YOGマットを大切にして、日々精進していこうと思っております。
追伸:YOGマットは公式サイトで購入できます
YOGマットはこちらの公式サイトで購入できます。 → YOG公式サイト
こだわってますよね。再入荷のお知らせ内容はこんな感じでした。
【YOG MAT再入荷のお知らせ】
約2ヶ月ほど在庫切れが続いていたYOG MAT、本日再入荷いたしました。すでにご予約分で、再入荷の50本のうち17本が『売約済』ですが、いま現在はあと33本の在庫あります。欲しい方はご連絡ください。
(画像1)本日のクロネコヤマト発送分がドドンと12本!北は北海道から南は沖縄まで、全国各地に旅立っていきます。
(画像2&3)そして本邦初公開YOG MAT運送&保管ダンボール。出荷する当日まで、YOG MATは一度も丸められることなく、マットとマットの間にはスポンジをかませて通気性を確保しながら、湿度の低い常温の部屋で管理されます。
トラックで運ぶ際も、佐藤ベジ自宅の一部屋を占有して保管しておく間も、もちろん丸めた方が場所はとらないし配送も安く済みます。
が、ヨガマットは丸めて使うものじゃないですよね?だったら平べったいままが理想に決まってる。あれこれ考え抜くことで得られる判断でなく、考えないからこその採算度外視を一番大切にしています。
両面使えるマットなのに配送は徹底的に『天地無用』指定。だって、ダンボールが斜めに傾いただけで、箱のなかでマットが少しでも偏ってきちゃうでしょ?それは角のうねりにつながる。そんなのありえないから、逆さまどころか、箱を『傾ける』ことすらせず平行に運んでもらうお願いを配送業者さんには無理言ってお願いしています。
もちろん配送を毎回お願いしている業者さんは、名前で呼びあい信頼がおける自営の一匹狼ドライバーさんに、私たち作り手のYOG MATへの思いと、ヨガ自体の素晴らしさを、十分すぎるほど理解していただいたうえでハンドルを握っていただいています。
さらに以下のようなコメントも届いていました。
○ 私たちは、マットを丸めた状態でストックしたりしません ○
YOG MATは、長さ2メートル × 幅50センチに広げた状態のまま贅沢に、かつその一枚一枚の間に十分な厚みのあるスポンジを噛ませた状態で万全に保管され、注文を頂いてから出荷の手配をする直前になってやっと梱包のため丸められます。
形状記憶性に富んだ高密度なウレタンを使用しているので、市販の多くよりむしろ巻きグセははるかにつきにくいこのマットに、なぜそこまでするか。だってマットは丸めた状態で使うのではなく、平べったく敷いて使うものだから。
いいですよね、この心意気。
だからこそずっと使いたくなるのです。
わたしの主催するヨガクラスで、妙善寺さんでやっているクラスに関しては、こちらのYOGマットのレンタルをやってますので、気軽に使ってみてください。使ってみるのが一番早いです。
それと、身長が180cm超えて肩幅がある人はちょっと狭いかもしれません。