六本木の妙善寺さんでの「BORN TO YOG」クラス、ご参加ありがとうございました。
本日はタバタ式トレーニングをやっておりません。
物足りなそうな人もいましたが、次回はまた取り入れていこうと思っています。
新しいことをやるのはいいですね。
ずっとやるわけではないかもしれませんが、新しい可能性が開けます。
真似ることは学ぶ
学ぶの語源は真似ることである、ということを聞いたことがあります。
真似るというのは学ぶことなのですね。
ピンチャマユーラアサナなどの難しいポーズを教えてる際に「上手い人も真似てみてください、出来ている人を真似てみてください」というアドバイスをすることがあります。
真似ようとしてやっている人もいますが、真似る気のない人もいます。
それはそれで構いませんが、真似るというのは思っている以上にすごいことなのです。
真似る対象がいることも嬉しいことですが、真似ようとした瞬間に手の位置を意識すると思います。
目線も意識します。脚の蹴り方、蹴る強さ、バランスのとり方、すべてに意識が向きます。
これだけで、普段気づけない微細なところを何十箇所も意識することになります。
真似ることは学ぶことなのです。
セクシー登山部の話をしました
セクシー登山部のホームページはこちらになります。 → セクシー登山部
正直、この人たちを知りません。
ネットサーフィンで知っただけですが、企画が面白いですよね。
しかも技術もあるらしい。世界的に有名な賞を受賞されています。この人の本が発売だとか。
外道クライマーという書籍。著者は宮城公博(みやぎ・きみひろ)さん。1983年愛知県春日井市生まれだそうですね。若いですね。
初挑戦にこだわり続けている人みたいです。裸で雪山登ったりしてましたけど。
ヒマラヤ、カラコルムでのアルパインクライミングから南国のジャングルでの沢登りにいなどをやられており、国内外で数々の初登攀記録(山または高所に初めて人が登りきること)をもつそうです。
夢枕 獏氏 「近年の山岳ノンフィクションでこれほど面白く読んだものはない」
角幡唯介氏 「『那智の滝で逮捕』のニュースを聞き、妙な嫉妬心と敗北感を覚えた」
積読本が沢山ありますが、外道クライマー、チェックしてみます。
世界遺産の那智の滝を制覇した「那智の滝編」も気になります。なにせ、逮捕されていますからね。軽犯罪法違反(禁止区域への立ち入り)疑いで。「立ち入り禁止は分かっていたが、日本一の滝に登りたかった」と言ってたそうです。
世界の最も優れたクライミングに贈られる「ピオレ・ドール」賞という賞をを2009年に貰っているらしいのですが、それでもここまでやる冒険心。気になります。
そうそう、「近年の山岳ノンフィクションでこれほど面白く読んだものはない」と評価をされている夢枕獏さん。
夢枕獏さんといえば、神々の山嶺は面白かったです。徹夜小説なのでご注意ください。
山岳小説の傑作です。実際にあった、話をもとにされているのですね。それは、1953年にエベレストは初登頂されているが、それよりも30年ほど前に初登頂されていた可能性があるという話しです。
ジョージ・マロリーとアンドリュー・アーヴィンというお二方で登頂した可能性があったが証拠がなかったのが現状だった。が、1999年にマロリーの遺体が発見されて(エベレストでは遺体を運べないので冷凍保存されたまま多くの遺体が残されている)証拠となるカメラが探された。そしてここでもびっくりですが、カメラだけなかったそうです。実話です。
そんな話を小説にした傑作山岳小説です。上下巻ですが、あっという間に読めてしまうので徹夜には気をつけてください。
終わりに:継続は力なり
「継続は力なり」格言となっている言葉ですね。
継続は力なり。
継続が大事なのは誰しもが知っていることかもしれません。
ですが、格言になるということは何か。なぜ格言になるのか。
それは、出来ないからです。
誰もが大事だと思っている共通認識があるけど、誰もが難しいと思っているから格言になっているのだと思います。
継続、これだけをテーマに取り組んでもいいですね。
一緒にヨガや瞑想を継続していきましょう。
どんなに些細なことでも10年続けると「偉大」なことです。
それにもう10年加えて、20年間それを続けると、それは「恐るべき力になる」というくらいの意義があります。
そして、さらにもう10年続けて30年に至れば「歴史とも言える力になる」のです。