ヨガは実践と探求を繰り返す

ヨガ外論・歴史

「ヨガって、身体が柔らかい人がやるんでしょ?」 そんな風に思っていませんか?

確かに、ヨガスタジオの広告には、しなやかにポーズを決める人たちの姿が並んでいますし、SNS上でも難易度の高いアーサナを披露するヨギーやヨギーニの姿を見かけるでしょう。

わたしもそんなポーズを挙げてしまっていてすみません。笑

 

しかし、そう思ってしまうとしたら、それはまるで広大な宇宙のほんの一片だけを切り取って見ているようなものです。それは些細なところでしかありません。プロアスリートが広告でサプリメントを飲んでいるからと言って、本当に飲んでるかはわかりませんし、飲むことを推奨しているわけではありません。

 

ヨガの本質は、外側ではなく、内側にあるのです。 ヨガは、競争や比較から離れ、自分自身と向き合うための、静かな内省の旅と言えるでしょう。

ヨガという言葉は、サンスクリット語で「繋ぐ」という意味を持ちますが、同時に「軛(くびき)をつける」という意味も持ち合わせています。 これは一体どういうことでしょうか?

 

古代インドの人々は、牛馬に犂を引かせる際に、軛を使って制御したように、私たちの心もまた、意識的に制御し、方向づける必要があると考えたのです。バガヴァッド・ギーターの表紙もそれにちなんで表紙にもなっております。(岩波文庫)

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なぜなら、私たちの心は、放っておくと、まるで野生の猿のように、あちこちへと飛び回り、過去への後悔や未来への不安に囚われ、なかなか「今、ここ」に留まってくれないからです。

ヨガという実践は、この心の猿に、優しく、しかし、しっかりと「軛」をかけ、意識を一点に集中することを可能にする技術です。 それは、私たちを思考や感情の嵐から解放し、真の自由へと導くための、古代からの贈り物と言えるでしょう。

 

そして、その旅路は、広大な地図なきジャングルを探検するような、刺激と発見に満ちた冒険です。単なるストレッチやエクササイズではないということです。

 

ヨガの教えは、単なる知識として頭で理解するだけでは不十分です。 本を読んだり、話を聞いたりするだけでは、真に理解したことにはなりません。 アーサナ(ヨガのポーズ)、プラーナーヤーマ(呼吸法)、ディヤーナ(瞑想)といった実践を通して、自らの身体と心で経験し、体得していくことが重要なのです。

たとえば、太陽礼拝という一連のダイナミックな動きを通して、私たちは太陽のエネルギーを身体に取り込み、心身に活力を与えることを体感します。 あるいは、戦士のポーズを通して、大地にしっかりと根を張り、揺るぎない精神力と、自分自身の中にある強さに気づかされるかもしれません。

重要なのは、「今、この瞬間」に意識を集中することです。 呼吸に意識を向け、身体の微細な感覚に耳を傾け、雑念に流されることなく、ただ「在る」ことに全力を注ぐ。 それは、まるでレンズの焦点を合わせるように、意識を一点に集中させる訓練です。 そのような純粋な集中を通して、私たちは、心の奥底に眠る静寂とつながり、自分自身の内側に広がる無限の宇宙へとアクセスすることができるのです。

ヨガの実践は、決して楽な道のりではありません。 時には、身体の硬さに苦しんだり、心のざわめきに翻弄されたり、眠っていた感情が溢れ出すこともあるでしょう。 しかし、諦めずに、辛抱強く実践を続けることで、心の奥底に眠る強さと柔軟さを引き出し、自分自身の可能性を大きく開花させていくことができるのです。

ヨガは、競争ではありません。 他人と比べる必要もありません。 周りと歩調を合わせようと焦る必要もありません。 大切なことは、自分自身のペースで、呼吸と共に、一歩ずつ着実に歩みを進めていくことです。

ヨガという地図なき冒険に乗り出し、自分自身という未知なる大陸を探検してみませんか? その旅の果てには、きっと、あなたが想像する以上に素晴らしい景色が広がっているはずです。

 

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Kiyoshiクレイジーヨギー
*EngawaYoga主宰* 2012年にヨガに出会い、そしてヨガを教え始める。 瞑想は20歳の頃に波動の法則の影響を受け瞑想を継続している。 東洋思想、瞑想、科学などカオスの種を撒きながらEngawaYogaを運営し、ENQAN(ヨガ)、JIQAN(内観)、瞑想指導にあたっている。SIQANという日本一簡単な緩める瞑想も考案。2020年に雑誌PENに紹介される。 「集合的無意識の大掃除」を主眼に調和した未来へ活動中。