流れに身を任せるという生き方の人がいます。
そういった人たちは、疑いというのが薄く感じます。
なんでも妄信して猛進することをしているわけではなく、自分の中の大切な何かを信じていると思うのです。
それは、直観のようなものであったり、良心のようなものであったりするでしょう。
そういったことを大切にしている人が、流れに身を任せる人に感じます。
私もヨガインストラクターとして独立したのですが、流れに身を任せていきたいと思います。
「いきたい」という表現なのは、まだまだ流れに身を任せていないからです。
信頼が足りないのかもしれません。
なので、もっと流れに身を任せるためにも、身を任せることによる良いことやそのポイントなど、つらつらと書いてみたいと思います。
大いなる流れというのものがある
生活全体に流れというのがあると思います。
日常の生活や仕事でも流れというのを意識して行動していますよね。
勉強するにもその学問ごとに学ぶべき順序、流れというものがあります。
それにそって学ぶことで、しっかりと頭に定着していくのです。
そういう流れがありますよね。
こういった流れは個人の人生でもあると思います。
その流れに乗っていくというのが非常に大切だと思っています。
流れに乗らずに行動や判断すると必ず、何かしらの問題が起こります。
流れに乗らないから起こるのです。そう、起こるようにできているのです。
むやみに頑張ってうまくいかなったことはありませんか。
怪我してしまったことなどもありませんか。
それは、流れに乗れていないメッセージかもしれません。
まずはどちらに川は流れているのか確認することです。
自分の人生の流れはどちらに向かっているのでしょうか。
流れはとても大きく、逆らうのは難しい
自分の人生の流れというのは大きいものです。
とても強いものです。
流れに逆らって逆流を登っていくのはかなりしんどいはずです。
人によってチャレンジして成功する方もいらっしゃるかもしれませんが、大きな意味ではそのような逆境での成功もまた流れ通りだったりします。
大きな流れを感じますか?
どちらに向かっていけばうまくいくかわかりますか?
どちらに泳げば後押しが得られるのか感じられますか?
大いなる流れがまずはあるということを感じてみてください。
川の流れにそって泳ぐことは簡単ですが、逆流の中を泳ぐのはほとんど不可能です。
生活の流れも、逆流を泳いでいると疲弊するし、どんなに頑張ってもその場にいるだけで移動していない(成長していない)だけということもあります。
流れを感じてみてください。
起こることが起こっているだけ
私の場合はヨガインストラタクーとして独立しましたが、これも大きな流れだと思っています。
実際、みなさんのお陰でヨガインストラタクーとして独立した生活を送らせてもらっています。
ある人から、こういったことはなかなか無いと言われました。
ありがたい限りです。
人生の流れに乗れているというように判断しますが、それもまた起こることが起こっているだけだったりします。
流れに乗るというのは、身を任せることです。
自力ではなく他力になります。
嫌な人は、自力から他力へ変更することはほんとうに嫌なことだと思います。
私自身は本当の意味で自力って存在しないと思っていますので、この他力というのはしっくりきています。
流れに身を任せて他力で生きる、これが起こることが起こっているだけという釈迦の教えを知るきっかけになると思います。
流れに任せると運が良くなる
起こることに身を任せていく。
流れに身を任せていく。
こういったことの実践で運が上向いていきます。
流れに身をまかせるといっても行動しないわけではありません。
流れを見定めて、その方向に動くことです。
動くことで新しい現実が現れてくるのです。
「運は動より生じる」と言いますよね、それが運動です。
運動することは運を動かすことなのです。
動くこと、大いなる流れに身を委ねて行動すること。
運もよくなり物事もスムースに進み、起こることが起こるというシャンティな境地へと向かっていきます。
終わりに:不安とワクワクは同居する
ワクワクすることをしよう、という人が増えてきたように感じます。
ワクワクすることをしていくことは幸せなことですね。
ですが、不安なこともあったりします。
「ワクワクするのだけど不安や心配があって行動できない」ということを話される方も多くいます。
基本的に不安が勝っているのなら行動する必要はないと思っていますが、そもそもワクワクと不安はセットです。
それは未知のことだからです。
人は未知のことにワクワクします。
人は未知のことに不安を感じます。
いつでもワクワクと不安は同居しているわけです。
だから、両方あっていい。
ワクワクが勝てば行動すればいいし、不安が勝っていればその為の対処をすればいいわけです。
それでもやっぱり、ワクワクする方をどんどん選んで飛び込んで欲しいとは思っています。
ワクワクがその人の人生を最高に輝かせると思うからです。