断捨離の哲学が好きで、断捨離思考を習慣にしております。
断捨離では特に、捨てるというのが大事に思います。
捨てることから始めるのが断捨離の基本に感じます。
何かを捨てるということは、また何かを残すことでもあります。
残す基準はなんでしょうか。
人それぞれあると思いますが、やはり人は誰しも幸せになりたいと思っていると思います。
幸せになるために、仕事をしたり、家族を持ったり、旅行に行ったり、読書をしたり、映画を観たり、勉強したりしています。
すべては幸せのためです。
その幸せになるための、指針はワクワクするかだと思います。
ワクワクが一番重要な指針です。
自分は何をするのが好きなのか
あなたは何をしていると楽しいですか。
これをやると楽しいということがわかっている人は強いです。
好きでやっていると思っていても、案外、気休めであったり、息抜きにやっているだけで好きではないことも多いです。
旅行などが好きな人も、仕事が休みであれば旅行に行くけど、1年も休みだと旅行に行っても楽しくないということもあります。
結局、好きでしているのではなくて息抜き程度あったり、休憩のためにやっているだけであったりするのです。
本当に好きでやっていることは、案外多くないのではないでしょうか。
自分が何にワクワクするのか
ワクワクすることが人生の羅針盤になります。
ワクワクするけど違うかもと迷ったりするのは、本当のワクワクではないかもしれませんので自分を探求してみるとよろしいかと思います。
昔は楽しくてできたこと、前には興味を持って取り組んだことでも、今改めてやってみると興味を持たないこともあります。
そういうものです。
人は変化の生き物なので、決めたことでもやりたくなくなることも多くあります。
興味を失うことも多くあります。
好きなことでも一緒です。「これが好き」だと決めておくと頭を使わないで済むので楽ですよね。
だから、本当はあまり好きではなくなっているものも「これが好き」ということにしておいてる人もいます。
本人も自覚していたりします。
指針は、とにかくワクワクです。
ワクワクは未知への世界です。
どうなるかわからないからワクワクします。
ワクワクが羅針盤です。
あなたのワクワクはどこから
ワクワクしていることをしようと思っても、そのワクワクはどこから来ていますか。
頭がワクワクしていますか。
胸のあたりがワクワクしていますか。
丹田、腹の底からワクワクしていますか。
それによっても変わってきます。
どれが正しいというつもりはありませんが、頭のワクワクは思考なので条件が変われば簡単に変わります。
ようするに、数字にできるのが頭ですね。
またはただの欲から来ていることもあります。
実際にしても楽しくないし、そのための準備やプロセスも楽しくないということになります。
だから、胸や腹の底からのワクワクがお勧めです。
プライドなどからも、行動を起こしてワクワクしている人もいますが、エゴとの付き合い方からもやっぱりお勧めできません。
エゴというのは大変にやっかいなものですよ。
本当に。
こちらの本なんかで詳しく書いてあります。
若くして成功して、頭もよくて、いろんなことをやっている人に言われると大変に説得力があります。
私たちは、モノゴトがうまくいかない原因は外部の世界にあると思いがちだ。お金がないとか上司に恵まれていないとか運が悪いとか。しかし実際は私たちの内に潜むエゴこそが、最大の障壁なのである。ここで言うエゴとは誰の心にも存在する、自信や才能と呼べる範囲を越えた過剰な優越感や思い上がりのことである。
「自分は特別だ」「自分だけは違う」という思い込みや、「誰よりも認められたい」という欲求は誰しもがもっている。 エゴはいつでも出番を待っている。私たちが社会に飛び出し夢を追いかけているころには教養や知遇を得るのを妨害し、成功にやっとたどり着いたときには、自分の欠点や今後の課題にフタをして見えなくしてしまう。
そして失敗するとその精神的打撃をことさら誇張し、間違った方向へと誘導して問題の解決を遅らせる。エゴの甘いささやきは心地よい。しかしそれに酔ってしまうと、人生は思わぬ方向へと進路を変える。エゴは人生の落とし穴だ。その穴に落ちないためにどうすればよいか。
本書では人生を「夢」「成功」「失敗」という3つの段階に分け、どこにいてもエゴが人生を左右するという事例と教訓を紹介している。
エゴというのは暴走しますし、コントロールすることも難しいので、エゴを高めることなく生活していく方が幸せになります。
エゴと戦ってはいけません。
エゴと戦うこと自体がエゴを増大にさせていきます。
欲望とともにエゴとの付き合い方も考えてみると、かなり生活が楽になると思います。
ワクワクから部屋も考える
ワクワクすることがあれば、それを中心に生活をしていきたいですよね。
ワクワクすることから部屋を考えていくといいです。
価値軸がはっきりするので部屋をしっくりと変えていくことができます。
自分が何にワクワクしているのか分からないで部屋を片付けても、洋服を整理してもエゴが出てきて、本当の好きではないことを集めていきます。
自分が好きな物で囲まれるのではなくて、人からどう思われるかを考えまくっていたり、こんな人間に見られたいというものを揃えたり(別にそれでもいいと思いますよ、もちろん)、プライドで収集したりします。
それの何が問題かというと、こういった欲望からは苦しみしか生まないからです。(エゴが高まっていくのです)
苦しくはなりたくないですよね。
渇望したり欲が暴走したりしていると、エゴが氾濫してキツイです。
まずは、自分の心からのワクワクすることを中心に揃えていくとよろしいかと思います。
終わりに:アートを飾りたい
わたしはアートには詳しくないのですが、絵や写真が大好きです。
昔は切り抜きも集めていました。
今も部屋に少しだけ絵画が飾ってあります。(抽象画です)
スタジオでも部屋でも、アートのある空間が好きです。
一枚だけ大好きな絵があるとか素敵に思います。
純粋に”自分が大好き絵”を飾ることができれば嬉しいなと思っています。
いつ出会えるかわかりませんが、アート作品も探していこうと思います。
エゴからのアートではなくて、真のアートを見定めるというのもテーマになっています。