ヨガのクラスの話です。
わたしのヨガのクラスはいくつか開催しておりますが、基本的にフリースタイルへと進化していきます。
「進化していきます」と書いたのは、まだ発展途上だからです。もっとフリースタイルに、もっと自由を提供できるようにしていきたいと思っています。
なぜ、フリースタイルがいいのか。
- フリースタイルが好きだから
- 自分の特性を活かせるから
- フリースタイルでしか伝わらないものがあるから
ということになります。
もっとフリースタイルへ
どんな分野でも型というのがあると思います。
型を身に着けることで、一定の成果がでるように設計されているものもあったり、そもそも型通りにやることが表現とされている分野もあると思います。
ビジネスは、一定の成果を出すためにマーケティングの型や思考の型などが用意されておりますね。
武道では、型通りにやることで型を超えていくという世界を体験していくということだったりします。
そういった、型を学び深めていくことは好きなのですが、それに縛られすぎている自分に気づきました。
型通りにやると、子供の頃とかは褒められますよね。
ヨガのティーチャートレーニングコースでもそうだと思います。
BTYTTはそのあたりは、ちょっと特殊ではありますけど。
「型を学ぶこと」と「型に縛れること」を履き違えているところもありました。意識できている部分と、まだ意識出来ていない部分もありますが、もっとフリースタイルになりたいと思うようになりました。
皆さんの立場や、お仕事をされりている分野でもそういうことはありますか。
型を使っているのか、型に使われているのか。改めて考えてみると面白いと思います。
自由でいいんだ
自由にやっていいのだ、と自分に許可することがまず一歩だと思います。
「これをやったら、批判を受ける」「これをやると、なんて思われるだろう」「これをやったら、友達がいなくなる」など、自由にやろうとすると、このような感情が出ることがあると思います。
好きにやる、というのは意外とハードルが高いことなのです。それは、外部のハードルではなくて自分の中のハードルとして、高いということです。
やるだけなら、本当に自由です。
自分が心からやりたいことを自由にやってみる、自由に表現してみる、自由に造ってみる。こういったことを通して、自分と言うものがわかってくるのだと思います。
自由でいいんだよ、と自分に許可を出すことからやってみるといいと思います。
行動すると、現実が変化します。それが面白いですよ。
LIVE感と来てくれている人に対して
自由ということで、ヨガクラスではLIVE感を大事にしております。
LIVEでは、その場に合わせた曲がその場で出てくることもありますよね。
LIVEでしか味わえない体験だった、という表現もその場に合わせて、様々な工夫をしているからです。
準備はしますよ。普段のプラクティスや研究も大事です。
そのように修練したことを、LIVEで表現するということです。
型を破る、ではないですが、その時には型はやっぱりいらなくなることもあります。
それを勇気を持って、今目の前にいる人に対して喜んでもらえるように、場の空気を作り上げるように、表現したい自分を出す。
恐れずに出すことが大事になります。
スタイルを自由にしていくこと
スタイルを自由にしていきたいと思っています。
根本的な思想と言うのは大きくは変化しないかもしれませんが、そこから出てくる表現は自由にできたらと思っています。
スタイルを気にしすぎず、でもスタイルを保つ。
スタイルを保ちながらも、スタイルを進化させていく。
この微妙な塩梅を調整することをやっていこうと思います。
終わりに:何をするかも大事だけど、どうあるかがもっと大事
何をするか、ということをいつも考えてしまう傾向にあるかと思います。
「どうしよう、こうしよう、ああしよう」というのは「すること」ですよね。
doではなくbeで考えるのもいいと思います。
幸せになりたいのなら、幸せである自分を認めること。
楽しく生きたいのなら、楽しい現実があることを認めること。
こういう意識であると、幸せな自分、楽しい自分で在り続けることが出来ると思います。
在ることに気づかないと、何をしても満たされないと思います。
目標達成しても、また不満や不安が出てきて、行動に駆り立てられてしまう人は、今のあることにも意識を向けてみるといいかもしれません。
「ある」ことに意識を向けてみてください。意識を向けるだけでも、変化がでるので面白いですよ。