209.創造のプロセスそのものを楽しむ

365days

私たちは、目標を設定すると、ついゴールテープを切る瞬間のことばかりを夢見てしまいます。山登りで言えば、山頂からの絶景だけを求め、そこに至るまでの険しい登り道を、ただの苦しい過程として捉えてしまう。しかし、人生という旅の豊かさは、目的地に到達した瞬間の栄光よりも、むしろそこに至るまでの道のりの一つ一つのステップにこそ、深く埋め込まれているのかもしれません。

引き寄せの法則や現実創造の実践において、「創造のプロセスそのものを楽しむ」という姿勢は、単なる心構えに留まらない、極めて戦略的な意味を持ちます。なぜなら、あなたの「今、この瞬間」の感情や在り方が、次の瞬間、そして未来の現実を創造する種となるからです。もしあなたが、目標達成までの道のりを「苦痛」「忍耐」「犠牲」の連続だと感じているなら、あなたは宇宙に対して「私はもっと苦痛や忍耐を経験したいです」というオーダーを送り続けていることになります。その結果、ゴールはさらに遠のき、道のりはますます険しいものになっていくでしょう。

逆に、あなたがプロセスの一歩一歩に喜びや発見、感謝を見出し、その道のり自体を楽しんでいるならば、あなたは宇宙に「私はもっと喜びや楽しさを経験したいです」という明確な信号を発信していることになります。すると宇宙は、その周波数に応えるかのように、あなたの旅路をさらに楽しく、喜びに満ちたものへと変えてくれるのです。

これは、日本の伝統的な芸道や武道における「守破離(しゅはり)」の精神にも通じます。最初は師の教えを忠実に「守り」、やがてその型を自分なりに「破り」、最終的には型から完全に自由になって独自の境地を拓く「離」へと至る。この長い道のりは、単に技術を習得するための苦行ではありません。その一挙手一投足に心を込め、昨日より今日、今日より明日と、自身の微細な成長を実感し、そのプロセス自体に深い喜びを見出す「稽古」の道です。結果は、その真摯なプロセスの先に、自然とついてくるものなのです。

創造のプロセスを楽しむとは、結果への執着を手放すことでもあります。もちろん、意図という目的地は明確に設定します。しかし、そこへ至る道筋は、必ずしも私たちが計画した通りとは限りません。寄り道や回り道、予期せぬ出会いやハプニングこそが、当初の計画をはるかに超える、豊かで美しい結果へと私たちを導いてくれることが往々にしてあります。プロセスを楽しんでいる者は、この「予定外」の出来事を、ストレスではなく、冒険のスパイスとして歓迎することができます。

子供がレゴブロックで遊ぶ時、完成図どおりに作ることだけが喜びではありません。違う色のブロックをはめてみたり、奇妙な形の乗り物を作ってみたり、その試行錯誤のプロセスそのものが遊びであり、創造なのです。私たちも、人生という壮大な創造の遊び場で、もっと肩の力を抜き、プロセスそのものを味わい尽くすことを自分に許可してよいのではないでしょうか。

【今日の実践】

あなたが今取り組んでいる目標やプロジェクトについて、そのプロセスを構成する「小さなタスク」をいくつか書き出してみてください。そして、その一つ一つのタスクを、どうすれば「もっと楽しく」できるか、ゲーム感覚で考えてみましょう。例えば、退屈な事務作業なら、お気に入りの音楽をかけながらやってみる。運動なら、新しいウェアを買ってみる。勉強なら、カフェで美味しいものを飲みながらやってみる。そして、タスクを一つ終えるごとに、大げさなくらい自分を褒め、その達成感をしっかり味わってください。「ゴールはまだ遠い」と考えるのではなく、「今日も一歩、楽しい冒険を進めたぞ!」と、プロセスの中の小さな勝利を祝福するのです。



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Kiyoshiクレイジーヨギー
*EngawaYoga主宰* 2012年にヨガに出会い、そしてヨガを教え始める。 瞑想は20歳の頃に波動の法則の影響を受け瞑想を継続している。 東洋思想、瞑想、科学などカオスの種を撒きながらEngawaYogaを運営し、ENQAN(ヨガ)、JIQAN(内観)、瞑想指導にあたっている。SIQANという日本一簡単な緩める瞑想も考案。2020年に雑誌PENに紹介される。 「集合的無意識の大掃除」を主眼に調和した未来へ活動中。