毎日新しいことをしようという教えはどこから?【縁側日記@表参道】vol291

ヨガライフ-東京日記

死んだあとに霊界に戻ると何を聞かれると思いますか。

人生を終えて、霊界に戻った後、「あなたは何をしてきたのか」と聞かれらしいのです。

何をしてきたのか、というのは「どれだけ新しいことをしましたか?」ということらしい。

本当にそんなことを聞かれるの?と思いますね。

本当かどうかは置いといて、少し考えてみるのは面白いかもしれません。

どれだけ新しい体験をしていくのか、それを軸に考えると生活は変わるのか、変わらないのか。

反発を覚える人もいるとは思いますが、ひとつの思考実験のように考えてみてください。

いかがでしょうか。

 

新しい体験をどれだけしたのか聞かれるとすると、自分の欲望だけを満たすために精一杯生きても、どうも魂は何も成長しないらしい。

欲望を満たすとか持ち物を増やすというのは直接は関係ない。

あくまでも体験。失敗も成功も全部まるっと含めて体験。

 

人は死んだ時に新しい体験をあまりしなかったと感じた時、とても強い後悔を持ち、また生まれ変わるようです。今度はどんどん体験するぞ、と決意するのかもしれません。

そして、生まれ変わっても、また自分の欲だけに生きて、また生まれ変わると繰り返してしまいます。

そういう方が多そうですよね。この人生ゲームは罠だらけですしね。

このような輪廻転生を1万回とか10万回とか繰り返しているとのこと。(人それぞれではありますが)

また、他の霊能者から聞いた話では、「あなたはどれだけ人生を楽しみましたか?」というのを聞かれるという話もあります。

なかなか面白いですね。

どのように感じますでしょうか。

 

「どれだけ新しいことをしましたか?」ってなんぞや

新しいことを毎日やっておりますか?

それが生きている意味説があると書きました。

簡単といえば、簡単なことではあります。

これを聞いて「私も大丈夫!」と喜ばれる方もいるでしょう。

逆に、黙々と同じことを継続していき、何かしらのことを達成している方は訝しがるかとも思います。

こういうのを聞くとどこからが新しくて、どこからか同じ体験(繰り返し)なのかと疑問に思います。

ヴァイオリン演奏者がずっとヴァイオリンの練習をしているのは凄いことですし、素晴らしい演奏を何度もするのも素晴らしいことです。

これは新しいことをチャレンジしていないことになるのか。それとも新しい体験を積み重ねているのか。

いつものお店でいつものランチを食べても、日にちも異なるし、時間も異なるし、味も異なるし、一緒に食べる人も異なる。

これは新しい体験なのかと。

細かくいうとそうなるのですが、恐らくもっとざっくりとした意味での新しい体験をしているのかと捉えれば良さそうです。

楽器の練習でもできるようになったら次の練習へと新しく練習していくとか、同じ曲を何度も練習しながら新しい表現や新しい音を探求するのは、新しい体験になるのだと思います。(これは私がヨガや瞑想を毎日やっていることが良いことに思いたいから書いているのかもしれませんが笑)

新しい体験、それが徳のように積まれるらしい。

それが本当なのかどうかは、あなたの感覚で構いませんが、面白い視点ではあると思います。

そもそも「体験するために生まれたきた」という話も聞きます。

生まれたきた目的の方が、体験することそれ自体という視点です。

 

「あなたはどれだけ人生を楽しみましたか?」ってどうなんだろう

どれだけ人生を楽しんでいますか。

あなたはいかがでしょうか。

楽しむだけが全てではないとすぐに私は思ってしまいますが、こういったことが死んだら聞かれる(人生のチェックリストにある)のも面白いと思います。

どれだけ苦労したか、どれだけ努力したか、どれだけお金を稼いだか(これは聞かれなそうですね笑)、とかではないということです。

そうなるとやっぱり気になることがあります。

それは、楽しいとは何かという問題が気になってしまいます。

楽しいってなんぞや。

自分だけ楽しいけど、環境を破壊していることも多くありますよね。

海外旅行が好きな方は、旅行する旅に環境破壊活動をしております。

飛行機はとんでもない環境破壊です。電車の比ではありませんし、どれだけ日常生活でエコ対策をやっても意味がないほどに地球環境を壊してしまいます。一度でも海外旅行に行った人は一生分のカルマを積んでることになります。

では、楽しいからと海外行くのはありなのか、なしなのか。

極端なところでは、迷惑系の人が楽しんでいるのはもちろんダメでしょう。

あまりにもわかりやすく負のエネルギーが充満しております。

でも、些細なところでの自分での楽しいが結果として周りにあまり良い影響を与えないこともあるかもしれない。

楽しむとは何か。

普通に考えると倫理観が大事になります。

自他共に良いエネルギーが回っていく前提で楽しいことをしていくと良いと思います。

自分の主観となるので、自分自身がどれだけ人間性が高い人になっているのかが問われますね。

自分的にはやりきって死んでも、死後の世界に行ったあとに「全然楽しんでいないですね」なんて言われてしまいますからね。

真に楽しいことは何か、それを問うことが良いと思います。

自然と周りに笑顔が増えること、それを選んでいけると良いと思います。

 

徳積みもあるけど、集めた物ではない

徳積みが大事な話があります。

それはあると私は思っている側の人間です。

直接的にそのようなものがあるかはわかりませんが、そのようなことをする魂はそのような魂が集まる場所に行きそうです。

これは死後だろうが、現在だろうが一緒ですね。

悪いことをすると、自分のエネルギー層に穴が空いてしまったり、傷がついたりします。

本当に酷いことをすると、この穴は治らないものもあるのとか。(不倫とか殺人とか)

これは怖い。

その後、人に投げかけることを増やして、良い行い、良い言葉、掃除やボランティア、全部やってもうまくいかなかったり、幸せになったと思ったら問題が起こったりと繰り返されます。

それは法則のようなもので、ただそれが起こってくるだけなのだと思います。

なので、日頃から自分で思う範囲でいいので、「良いことはやっていく」「悪いことは減らしていく」ということですね。

やっていきましょう。

 

新しい体験とは何か、楽しむとは何か。

徳積みとは何か。

それの答えがその人のレベル感でわかってくるだけなのだと思いました。

 

終わりに:「どっちみち」を考える

どっちみちやることをやるだけなのです。

自分の人生体験を豊かにするために色んなことをするのはありですよね。

一つのことを探求していたとしても、食事は色々と食べてみるとか、お風呂の入り方を工夫するとか、洋服や趣味など色んなことを体験するチャンスはあります。

死後に何があるかわかりませんが、どっちみち大事なことはやっていくことだと思います。

やれることはどっちみちやることが重要なのです。

ではでは。

 


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Kiyoshiクレイジーヨギー
*EngawaYoga主宰* 2012年にヨガに出会い、そしてヨガを教え始める。 瞑想は20歳の頃に波動の法則の影響を受け瞑想を継続している。 東洋思想、瞑想、科学などカオスの種を撒きながらEngawaYogaを運営し、BTY、瞑想指導にあたっている。SIQANという日本一簡単な緩める瞑想も考案。2020年に雑誌PENに紹介される。 「集合的無意識の大掃除」を主眼に調和した未来へ活動中。