なぜ、あなたは自分を安売りしてしまうのか?自己価値を取り戻し、魂の輝きを守るためのヨガ哲学

自己啓発

自分を安売りしてはいけません。
それは、あなたが商品として価値があるから高く売れ、という意味ではありません。
あなたという存在そのものが、値札をつけることのできない、かけがえのない宇宙の一部だからです。

しかし、現代社会を見渡すと、多くの人が自分自身を驚くほど安い価格で叩き売っているように見えます。
嫌な仕事を我慢して続けること。
大切にしてくれないパートナーに尽くし続けること。
他人の顔色を伺って、自分の意見を飲み込むこと。
これらはすべて、「自分はこの程度の扱いを受けても仕方がない」という、無意識のダンピング(不当廉売)行為です。

今日は、私たちがなぜ自分を安売りしてしまうのか、そしてどうすればその「安売りセール」を終了し、本来の尊厳を取り戻すことができるのかについて、少し深く、静かに考えてみたいと思います。

 

「安売り」の正体:それは恐怖から始まる

そもそも、なぜ私たちは自分を安売りしてしまうのでしょうか。
その根底には、深く根付いた「恐怖」があります。

「断ったら嫌われるかもしれない」
「役に立たないと捨てられるかもしれない」
「今の場所を失ったら、次はないかもしれない」

この恐怖心(アビニヴェーシャ)が、私たちに無理な値引きを強要します。
「愛されるためなら、自分を殺してでも相手に合わせます」
「居場所をもらえるなら、過重労働でも文句は言いません」
これは、愛や安全を得るための取引のように見えて、実は魂の搾取契約です。

特に、繊細で優しい人ほど、この罠に陥りやすい傾向があります。
相手の不機嫌を自分のせいだと感じ、平和を保つために自分が我慢すればいいと考えてしまう。
しかし、あなたが自分を粗末に扱えば扱うほど、周囲もあなたを粗末に扱うようになります。
世界は鏡です。あなたが自分につけた値札通りの扱いを、世界はあなたに返してくるのです。

 

資本主義の罠:あなたは機能ではない

現代の資本主義社会は、「機能」や「生産性」で人間の価値を測ろうとします。
どれだけ稼げるか、どれだけフォロワーがいるか、どれだけ若くて美しいか。
こうした「外的な指標」で自分の価値を測り始めると、私たちは常に市場価格の変動に怯えることになります。

「もっとスキルを身につけなければ」
「もっと成果を出さなければ」
そうやって自分を「商品化」し、スペックを上げることに必死になる。
しかし、ヨガの視点から言えば、あなたは機能ではありません。
あなたはドゥーイング(Doing:行為)ではなく、ビーイング(Being:存在)です。

何もできなくても、何の成果も出せなくても、ただそこに存在しているだけで、生命としては満点なのです。
赤ちゃんを見て、「この子はまだハイハイしかできないから価値が低い」と言う人はいませんよね。
その存在そのものが奇跡であり、光だからです。
大人になった私たちも、本質的には何も変わっていません。
ただ、社会的な条件付けという埃(ほこり)が積もって、その光が見えにくくなっているだけなのです。

 

時間の安売り:命を切り売りしないこと

時間とは、命そのものです。
誰かと会っている時間、仕事をしている時間、悩んでいる時間。
それは、あなたの寿命の一部を削って差し出しているということです。

気が乗らない飲み会に、惰性で行っていませんか?
あなたのエネルギーを奪うだけの人(エナジー・ヴァンパイア)の愚痴を、延々と聞いてあげていませんか?
それは、あなたの命の安売りです。
「いい人」である必要はありません。「都合のいい人」になってはいけません。

自分の時間を守ることは、自分の命を守ることです。
NOと言うことは、自分自身へのYESです。
断ることに罪悪感を持つ必要はありません。
あなたが自分自身を大切に扱ったとき、初めて、あなたの周りに「あなたを大切にしてくれる人」だけが残るようになります。
これは冷徹な選別ではなく、健全な境界線(バウンダリー)の構築です。

 

スピリチュアルな視点:魂の契約を思い出す

少しスピリチュアルな視点をお話ししましょう。
私たちは皆、この地球に独自の「魂の目的」を持って生まれてきたと言われています。
それは、大金持ちになることでも、有名になることでもありません。
自分自身の魂を輝かせ、喜びを表現し、愛を学ぶことです。

あなたが自分を安売りして、魂が喜ばない場所に身を置き続けることは、この「魂の契約」に対する違反行為です。
魂が悲鳴を上げているのに、それを無視して「生活のために」「常識だから」と我慢し続けると、やがて心身に不調が現れます。
それは、魂からの「軌道修正のサイン」です。

「そっちじゃないよ」
「もっと自分を大切にして」
「あなたは、そんな扱いを受けるために生まれてきたんじゃない」

そんな内なる声が、病気やトラブルという形をとって、あなたにブレーキをかけようとしているのかもしれません。
自分を安売りしないことは、この宇宙に対する最大の敬意です。
神聖な神殿であるあなたの心身を、泥足で踏み入るような人に明け渡してはいけないのです。

 

ヨガ的処方箋:自己価値を取り戻すプラクティス

では、どうすれば染み付いた「安売り癖」を治すことができるのでしょうか。
いきなり強気になる必要はありません。
静かなヨガのプラクティスが、あなたを助けてくれます。

① マットの上で、自分をジャッジしない
ポーズができない自分、身体が硬い自分を責めないこと。
「今のままの私で十分だ」と認める練習です。
この「無条件の自己受容」が、マットの外での自己肯定感につながります。

② 不快な感覚に気づく
誰かと話していて、胃が縮むような感覚や、胸が重くなる感覚があったら、それを見逃さないでください。
身体は嘘をつきません。「嫌だ」という身体の声をキャッチし、その場から離れる、距離を置くという行動をとってみましょう。

③ 自分のために、丁寧にお茶を淹れる
誰かのためではなく、自分のためだけに、最高の一杯を淹れてみてください。
お気に入りのカップで、ゆっくりと味わう。
こうした「自分をもてなす時間」の積み重ねが、「私は大切にされる価値がある存在だ」という感覚を細胞レベルで育てていきます。

 

終わりに:あなたは、高貴な存在である

自分を安売りしてはいけません。
たとえ今、状況が苦しくても、自信がなくても、あなたという存在の価値は1ミリも揺らいではいません。
泥の中に咲く蓮の花(パドマ)のように、どのような環境にあっても、あなたの本質は汚れることなく、清らかで高貴なままです。

どうか、そのことを思い出してください。
そして、勇気を持って、自分につけた不当な値札を剥がしてください。
あなたは、ただそこに在るだけで、宇宙にとってなくてはならない、唯一無二の光なのですから。

縁側で日向ぼっこをする猫のように、ただ堂々と、自分のスペースを占有していいのです。
誰に遠慮することもありません。
あなたがあなた自身を大切にしたとき、世界もまた、あなたを宝石のように大切に扱い始めるでしょう。

ではまた。


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Kiyoshiクレイジーヨギー
*EngawaYoga主宰* 2012年にヨガに出会い、そしてヨガを教え始める。 瞑想は20歳の頃に波動の法則の影響を受け瞑想を継続している。 東洋思想、瞑想、科学などカオスの種を撒きながらEngawaYogaを運営し、BTY、瞑想指導にあたっている。SIQANという日本一簡単な緩める瞑想も考案。2020年に雑誌PENに紹介される。 「集合的無意識の大掃除」を主眼に調和した未来へ活動中。