心屋仁之助さんのこちらの本「好きなことだけして生きていく」と「一生お金に困らない生き方」を読んでみました。
なかなか面白い本だったので、たくさん記事を書いてシェアしております。
今回は損することをやる、という話です。
普通、損したくないですよね。
でも、損していいのです。
損してもいいと許可すると”豊かさ”が現れてきます。
損してもいいという許可はとても面白いです。
損してもいいと自分に許可しておくと”ある”ことに気づく
損したくないというのは、どんな前提があるのでしょうか。
「損したくない私」というのは「十分に豊かさを持っていない私」という前提があります。
損したくないというのは、損するほどの豊かさがないということの証明なので、そのように現実が動いていきます。
だから、「損してもいい」ということにするのです。
損してもいいと許可すると、損しても大丈夫な私を強化します。
大丈夫な私が前提にあれば、どんなことが起こっても大丈夫です。
「損するからやらないでおこう」と思っていることをやっていきましょう。
実は結果として損なんてしませんから。
損することを始めると、豊かさがどんどん現れてきます。
実は「損することをしない」ということが損だったのです。
損することを始める
損することを始めると思っている以上に損しません。
損するわけがないのです。
十分に持っている私が、損するという思い込み程度で本当に損するわけがありません。
傷つくと思って試しにやってみても、傷つかないことばかりだったりします。
あなたは何が起こっても大丈夫なのですから、大丈夫なのです。
仮に傷ついても大丈夫なのです。
損することをやってみてください。
「これをやっては無駄になるだろう」と思っていることもチャレンジです。
もちろん本当にやりたいことですよ。
好きなことを損してでもやり始めると、新しい豊かな現実が現れてくるのです。
世界は”ある”で満たされている
損してもいいからと思って行動すると損しません、と話しました。
それは世界が豊かだからです。
実は世界は豊かです。
損してもいいと思って行動しても、何もなくならないし損も存在しないのです。
世界から豊かさはなくならないくらいあります。
世界は”ある”で満たされているのです。
信じる必要はありません。
そのようにできていると思っているだけで十分です。
既にある。
あなたは既に持っているのです。
どうせ世界は豊かなんだから、損してもいいのです。
どんどん損することをやっていきましょう。
終わりに:与え過ぎてもダメだった
私はヨガインストラクターなのでヨガクラスでヨガを教えています。
ある時期、たくさん与えないといけないと思い込み、たくさんの知識やアドバイスを与えていました。
そうすると、ひとまず私は満足です。
与えているのだから、教えているのだから対価としてお金をもらうということで納得できます。(かなり自分勝手ですが…)
でも、気づいたら全然、生徒さんが成長していないことに気づきました。
教えすぎることは成長には役立たないという現実に出会ったのです。
たくさん伝えても覚えきれないというのもありますが、人は自分で成長していけるという信頼が希薄だったのです。
「教えすぎないこと」が成長するための一番の教えだったのです。
今では、教えるというよりかヒントを伝えるというようにしています。
助けるのではなくサポートをする。
手取り足取り教えるのではなく、愛を持って見守る。
あとは雑談です。
ひたすらに雑談しています。
この雑談が、意外や意外、一番人が成長されていくのを感じています。
面白い現象です。
人が成長するのは「子供扱いしない」「教えすぎない」「助けるのではなくサポートする」「伝えることは減らす」「長い付き合いで見守る」ということが重要なようです。
これにはある前提があります。
「人は自分の中に必要なものすべてを持っている」という前提です。
この前提のもと、信頼を持ってインストラクションをするのです。
そうすると自然とみなさん成長されていくのです。
心屋仁之助さんの名言を載せておきます。
自分が働かなくても、価値を提供しなくても、いっぱいもらっていいんだ、という考え方に変えてほしいんです。
一生お金に困らない生き方 心屋仁之助お金を使うときには、「使ったら、入ってくる」と信じることが大切です。
一生お金に困らない生き方 心屋仁之助好きなことをしていると、なぜかお金が入ってくる。
好きなことだけして生きていく 心屋仁之助未来のために好きなことを我慢しても、未来にそれが手に入るとは限りません。でも今好きなことをすれば、未来も好きなことが手に入る可能性があります。その可能性を信じられるかどうかです。
好きなことだけして生きていく 心屋仁之助「人生がときめく片付けの魔法」っていう本を読みました。ベストセラーになった本なので、知っている人も多いでしょう。著者の近藤麻理恵さんは、「こんまりさん」と呼ばれています。で、こんまりさんの片づけの本というのは、本当にシンプルなんです。だって、「ときめくものだけ残しましょう」が基本ルールなんですから。もう「ときめくものだけ残す」ということは、「ときめかないものは捨てる」なわけです。で、僕は思ったわけです。これは片づけだけでなく、自分の人生にもあてはまるぞ、と。つまり自分の人生で、ときめかない人とは会わないほうがいいし、ときめかない集まりには行かないほうがいいし、ときめかない仕事はしないほうがいい。
いいかげんに、生きる 心屋仁之助