ヨガスタジオに初めて行く時のチェックリスト【まとめ】

YOGA&BODY-ヨガと身体

初めてヨガを受けに行くのにどこのヨガスタジオに行ったらいいのか迷います。

そこでこういったところを確認すると良いのではないかということをまとめてみます。

初心者の方を前提にしております。

細かいところ、大雑把なところをありますが、チェック項目確認されてみてください。

これが正しいと言いたいわけではなく、判断する材料にでもなればと思いまとめました。

気になるところでも読んで頂ければと思います。

 

前提:ヨガスタジオとは何か?

前提としてそもそもの「ヨガスタジオって何?」についてのチェックから確認します。簡単な話しですが、これだけでもヨガスタジオの選び方がわかるかと思います。

 

ヨガをやっているか?

ヨガをやりたいときにはヨガスタジオに行きましょう。

ヨガというのは心の働きを止滅することです。

「心の働きを止滅すること」と言われても、意味不明かもしれませんが、要するに感情的になったり悩んだり、考え過ぎてしまったりする心の働きを穏やかにして、落ち着いた人になっていくことです。

苦しみが減る方向で実践するということです。

この方向性で運営されているヨガスタジオを探しましょう。

 

痩身や美容を売りにしていないか?

これはヨガでは否定されていることなので、ヨガスタジオではない可能性が高いです。

苦しみを増やす方向だからです。

痩身や美容が気にならない精神、見た目や能力で判断しない心を養うのがヨガです。

ヨガでこれらを売りにしている場合は、あなたを騙そうしてますので他のスタジオに行きましょう。

 

物販に力を入れていないか?

ヨガはアパリグラハと言って所有を減らしていくことを推奨します。

より持ち物を減らす、健康食品なども必要最小限にするということです。

水素水でもプロテインでも何でも特別なものを売ってくるところは行かないようにしましょう。

そこはヨガスタジオではありません。ただの販売所です。

自分の足りないことを何か特別な商品を飲むことで変えようとすることは不幸の始まりです。

離れていきましょう。

(特にサプリメントは個人で購入するのが最もコスパがいいのは健康業界の常識です)

 

増やすではなく、減らす方向か?

先程の話のも通じますが、欲を減らす方向のものかどうかです。

それは欲を増やすものですか、それとも欲を減らすものですか。

ヨガは減らしていくものです。

すべてを減らすことは難しいかもしれませんが、ヨガウェアも増えていってしまったり、ヨガマットやヨガに関する道具が増えているのならそれはヨガではありません。

そういったヨガスタジオからは離れましょう。

 

柔軟性を売りにしていないか?

ヨガはこだわらなくなっていく心になります。

柔軟性や筋力などに注目させるのはヨガではありません。

柔軟性の高い体操選手はヨガマスターなのでしょうか。おかしな話しです。

若い人が3ヶ月だけヨガの練習をして、ヨガを伝えることができるのでしょうか。

もっともっとと欲望を煽り、ヒエラルキーを作ってしまいます。

そんなところはヨガスタジオではありませんので離れましょう。

 

マーケティングに力を入れていないかどうか?

注目を集めるような投稿などをしているスタジオはヨガの真逆のことをしているのでヨガスタジオではないので離れましょう。

ヨガは「欲望」「エゴ」から離れましょう、距離を置きましょう、苦しみの原因がそこにあるのに気づきましょう、という学びです。

ルッキズムを助長するのはヨガではありません。

そこから離れていくのがヨガです。

マーケティングで自分の心が動いているのに気づき離れていくというのがヨガです。

ですが、そういったスタジオからも離れましょう。

 

物で釣ってくる

入会特典や期間限定で〇〇プレゼントなど、こういったところは絶対に行かないことです。

これだけでも簡単に見分けがつきます。

正直、絶対ダメではないのですが、やめた方が無難です。

その後にアップセルであったり、過剰なサービスであったり、何かとヨガではない方向へ行ってしまいます。

 

ヨガインストラクターについて

 

資格保有は関係ない

資格保有は何の保証にもなりません。資格保有を全面に出している人は避けましょう。インストラクターさんが何を大事にしているのか、本人はヨガ練習を日々しているのか、まともな人か、そのあたりを見ることがいいでしょう。

業界では実は常識です。資格保有を謳っているところは避ける。(持っていることがダメという意味ではありません)

業界の人でしたらご存知ですが、意味のない肩書き、資格が山ほどあります。それを全面に出しているということは、そういうことです。避けましょう。

実績の豊富さも全くあてになりません。ご注意ください。

 

アドバイスの有無

初心者には良いアドバイスと悪いアドバイスの差がわかりません。ですから、アドバイスが過剰、やけに褒めてくれる、異様に明るい、営業トーク、みたいなのをチェックすればいいと思います。

ヨガの練習で沈黙というのもあります。日頃の生活で言うと余計なことを言わないということです。

そうです、アドバイスが豊富とかはヨガとしては怪しいのです。それはヨガではなくただの営業トークではないかと思います。ヨガを実践されている方は当たり前なのですが、どうしてもそういった耳障りの良いことを言ってくれる先生を良い先生と思ってしまいます。

 

アジャストについて

基本的にアジャストは少ない先生が良い先生です。ベタベタ人に触ってきたり、柔軟性を高めるためにグイグイ押してくる先生はやめましょう。

柔軟性を上げることが第一目的になってしまっていたり、アジャストすることで生徒さんへサービスをする、ということがヨガ実践者としてあるまじき行為です。

アーサナの練習は自分で練習して深めることにあります。そのためのサポートに先生がいるのであって、先生が宿題をやってはいけませんし、隣でずっとアドバイスするのも先生ではありません。

他に目的があるので気をつけてください。

アジャストやアドバイスされないと教えてもらえなかったという生徒さんは、カモに観られていますので、気をつけてください。お互いに大人にならないといけませんね。

 

こうあるべきと押し付けることについて

少しここは濁しますが、押し付けが強すぎないことは大事です。

なぜならば、ヨガの流派によってやり方が決まっていることがあるからです。それを「押し付け」と感じるのか「規範」として捉えるのかで意見が分かれてしまうからです。

流派も変われば良し悪しも変わります。

わりかし私は自由なスタイルでやっていますが、それぞれのヨガのスタイルにはリスペクトを持っており理由もあったり、伝統もあったりします。

ざっくりした言い方になりますが、心地よさを感覚で選んでみてください。

一概にルールが悪いわけではないということです。ヨガも伝統的なものですからね。

 

ヨガレッスンについて

 

レベル分けが細かい(初心者~上級者)

レベル分けが細かいところはやめましょう。ある程度のレベル分けは良いのですが、ヨガというのはレベルのあるものではありません。

難しいポーズと易しいポーズはあるかもしれませんが、ほとんどのポーズは取り組めるポーズです。

いきなり大変なことをやって怪我をしてしまうことはありますけど、そこまで変なことにはなりません。

基本的にオールレベルで少しだけレベル分けされている程度が良いかと思います。

レベル分けが細かったり、何かしらの意図がある場合は、ヨガというのはレベルがあるという嘘の情報を教えていることになります。人にレベルはありません。その時々のその人の課題があるだけです。

 

ポーズの意味をちゃんと説明されすぎている

ヨガポーズの説明というのは難しいもので、やりながら学ぶしかありません。ボールを投げるという基本的な動作でさえ、ちゃんと説明すると大変なことになります。歩くという行為もそうですね。

投げながら修正するものです。ヨガのポーズを基本的なことを抑えながら体験して学ぶものです。

説明がちゃんとし過ぎている、アジャストが多い、練習時間が短い、ポーズの説明ばかりする、こういったヨガスタジオをはお勧めはしません。

むしろ、思想や哲学の話しをしっかりしているところはいいかもしれません。(人によって目的も変わりますので、自分の感覚を信じるしかありませんね)

ポーズへの拘りが強いとヨガではない方向に行ってしまいますので、退屈なくらいの説明がヨガ的には信頼があります。

 

「とにかく動くだけ」は意味によってはあり

これはあるヨガ流について批判している人が沢山いたので、少しだけ書いてみます。

「とにかく動くだけ」がヨガではない、とは言えません。

ヨガは八支則といって、8つの段階で深めていきます。ちょっと長いですが引用します。

八支則:段階的な修行の道筋

八支則は、以下の8つの段階から構成されています。 これらの段階は、それぞれ独立したものではなく、互いに関連し合い、より高い段階へと進むための基盤となります。

 

1. ヤマ (Yama):社会規範

ヤマは、社会における倫理的な行動規範です。 他者との調和、そして社会全体の調和を保つための、基本的なルールです。

  • アヒムサ (Ahimsa):非暴力: あらゆる生き物への慈悲と、暴力からの解放。 言葉や、心の中での暴力も含まれます。

  • サティヤ (Satya):真実: 正直で誠実な行動を心がけること。 嘘をついたり、ごまかしたりしないこと。

  • アステヤ (Asteya):不盗: 他人のものを盗んだり、不正に取得したりしないこと。 他者の権利を尊重すること。

  • ブラフマチャリヤ (Brahmacharya):節制: 欲望や、衝動をコントロールすること。 エネルギーを適切に管理すること。

  • アパリグラハ (Aparigraha):不貪: 物欲や、名声欲に執着しないこと。 必要なものだけを所有すること。

 

2. ニヤマ (Niyama):倫理規範

ニヤマは、個人の倫理的な規範です。 自己の成長と、精神的な安定を促すためのルールです。

  • サウチャ (Saucha):清浄: 心身の清浄を保つこと。 身体の清潔さだけでなく、心の清らかさ、思考の明晰さも含まれます。

  • サントーシャ (Santosha):満足: 現状に感謝し、満足感を大切にすること。 常に欲求に駆られることなく、心の平安を得ること。

  • タパス (Tapas):苦行・鍛錬: 困難を乗り越えるための努力や、忍耐を意味します。 自己鍛錬を通して、精神的な強さを養います。

  • スヴァーディヤーヤ (Svadhyaya):自己学習: 自己を深く理解し、成長を続けるための学習です。 ヨーガスートラなどの古典を学ぶこと、自己内観を行うことなどが含まれます。

  • イーシュヴァラプラニダーナ (Ishvara Pranidhana):神への献身: より大きな存在への信頼と、謙虚さ。 何かに専心し、献身的に取り組む姿勢。

 

3. アーサナ (Asana):身体のポーズ

アーサナは、身体のポーズです。 身体を調整し、心を落ち着かせるための、具体的な実践方法です。 正しい姿勢を保つことで、身体の機能を向上させ、精神的な安定を促します。

  • 身体の調整: 正しい姿勢、柔軟性、筋力、バランス能力の向上。

  • 心の安定: 身体の安定は、心の安定に繋がります。

 

4. プラナヤマ (Pranayama):呼吸法

プラナヤマは、呼吸法です。 呼吸をコントロールすることで、心身をリラックスさせ、集中力を高めるための、具体的な実践方法です。

  • 呼吸のコントロール: 深い呼吸、ゆっくりとした呼吸、そして意識的な呼吸を通して、心身を調整します。

  • 心の状態の制御: 呼吸のコントロールは、心の状態の制御に繋がります。

 

5. プラティヤーハーラ (Pratyahara):感覚の制御

プラティヤーハラは、感覚の制御です。 外部からの刺激に惑わされず、自分の心に意識を集中するための、重要なステップです。 五感を制御することで、心の状態を安定させ、瞑想への準備を整えます。

 

6. ダーラナ (Dharana):集中

ダーラナは、集中です。 特定の対象物に意識を集中させることで、心を落ち着かせ、雑念を取り除きます。 これは、瞑想への準備段階です。

 

7. ディヤーナ (Dhyana):瞑想

ディヤーナは、瞑想です。 心を静め、自分自身と向き合うための、精神的な実践です。 瞑想を通して、私たちは、自己理解を深め、心の平安を得ることができます。

 

8. サマーディ (Samadhi):三昧

サマーディは、三昧です。 意識の集中と、対象への没入状態です。 これは、ヨガの究極の目標であり、煩悩や苦しみから解放された状態です。

八支則 – ステップを踏みしめるように、ヨーガの深みへ

この中のアーサナというのがヨガポーズの練習です。

ヨガポーズの練習は非常に大事なことであり、練習時間の確保は必須です。

1時間のヨガレッスンで説明を聞いて理解して、ペアでやったり、先生が手伝ってくれたり、とやっていたらヨガポーズの練習ができません。気付いたらレッスンが終わっています。

必要最小限の説明で、あとは練習できる時間が確保されて、先生にも質問できるなら最高に良いヨガレッスンに思います。小学生みたいに全部のことを先生が手取り足取りやってくれるのが良いヨガレッスンな分けがありません。

むしろ、静かに集中して、気付いたら終わってたくらいがいいですね。(何も教えてもらえなかったと感じる場合は、最高の先生か最悪の先生か二択です笑)

ポイントはヨガの成長があるかどうかです。「動いてばかり」という中身にもよりますが、それがヨガの練習時間となっているのなら、アドバイスされるよりもアジャストしてもらうよりも、とても良い時間になっています。

 

 

実はヨガスタジオの良し悪しに関係ないこと

 

口コミの点数

口コミの点数は作られていたりもしますし、特典をだす代わりに書いてもらってもいます。

点数が低いか安いかではなく、自分の求めているヨガスタジオかどうかという判断にする程度がよろしいかと思います。

ヨガを実践している人によって感想は変わってしまいます。

 

体験クラスがあるかどうか

ヨガスタジオの質とは直接関係がありません。

体験があった方が嬉しい人もいるのかもしれませんが、その方が人が呼べるということでクラスという名の勧誘時間みたいになっているスタジオも多く見受けられます。

特に判断基準にはしない方が無難です。

 

多様なクラスがある

多種多様なクラスを用意しているところもありますが、基本的にはヨガというのはそんなに何か新しいものがあるわけではないので、クラスを細分化したり、特別な名前をつけても中身は変わりません。

中身が変わってしまうならそれはヨガではありません。

ですが、多種多様な名前でやるのが好きなだけで、中身はまとも、というところもあります。

なので、これもそこまで判断基準にするのは難しいとは思います。

あまりにも外部向けのようなクラス名がたくさんあるようでしたら、やめましょう。

 

見逃しがちなこと

行ってみないと分からないところもありますが、ここも見逃さないようにすると良いと思います。

 

アップセルがある

アップセルというは「これも一緒にいかがですか?」と商品を売ることです。

こういった行為はヨガではやめましょうと言っているので、ヨガスタジオではないということです。

アップセルをするヨガスタジオは避けましょう。

 

退会しにくい

退会しにくいのは嫌ですよね。電話でしか退会できないところも嫌な感じがします。

ネットだけで簡単に退会できるところがいいでしょう。

ヨガスタジオは沢山ありますから、大丈夫です。

 

勧誘がある

宗教の勧誘や何かのビジネスの勧誘があるスタジオも聞きます。

怖いですね。どんなによく見えてもさっさと離れることをオススメします。

「先生は良い人なんだすけどね」などと言っている人はもう既に危険領域ですね。

 

やけに賑やか、わいわいしている

ヨガというのは落ち着いていく人間になります。うるさい人間になるところではありません。

わいわいするというのは、エゴが騒いでいる状態です。これが苦しみの原因となります。

ヨガではこのわいわいする意識を観察することが求められます。

特に外部に反応してしまう自分に気づいていくことでもあります。観察する意識ですね。

マインドフルネスなどもそちらの意識に気づいていくことです。

それにも関わらず、煩かったり、誰かの悪口を行ったり、賑やかだったり、わいわいしていたらソッと離れることをオススメします。

 

会員同士の上下関係がある

人には生まれ持っての人間的な上下関係はない、というを実践していくことがヨガです。

会員同士で上下関係がある場合は、その会員さんのせいではあるかもしれませんが、離れることをオススメします。

ヨガのポーズができてマウントとっている人がいるとも聞いたことがあるので、ヨガの練習が進んでいないどころか人間として退化してしまっている場合もあります。

巻き込まれてしまうのも残念ですし、ヨガの練習にならないので、他のヨガスタジオに通うことをおすすめします。

 

終わりに:本来のヨガを見失った「スタジオ」という名の消費空間へ

あなたがその愚直な実践を捧げる場所、つまり「ヨガスタジオ」の選び方についてまとめました。

現代のヨガ業界を見渡すと、残念ながら「ヨガ」の看板を掲げながら、その実態はヨガとは真逆の方向へ疾走している場所があまりに多いと言わざるを得ません。

ここで、あなたが通うべきではない、あるいは警戒すべき「ニセモノ」の兆候を、辛辣ながら網羅的に挙げてきました。これを鏡として、今いる場所を点検してみてください。

少しだけ振り返って終わりまうs。

1. それは本当に「ヨガ」をやっているのか?
まず前提として、そのスタジオはヨガを教えているのでしょうか。
「痩身」「美容」「デトックス」「美尻」。
これらの言葉がトップページに踊っているなら、そこはフィットネスクラブかエステサロンです。ヨガではありません。
ヨガは「減らす(手放す)」方向への稽古です。「増やす(美や筋肉を得る)」ことを煽り、高価な物販でさらに所有欲を刺激する場所は、あなたのエゴを肥え太らせる養豚場のようなものです。
柔軟性をサーカスのように売り物にしたり、豪華な入会特典(モノ)で釣ろうとする姿勢も、精神性の欠如を露呈しています。過剰なマーケティングは、中身の空虚さの裏返しです。

2. インストラクラーか、ただのポーズ実演者か
資格の有無などどうでもいいことです。200時間やそこらの研修で取得した紙切れに何の価値もありません。
重要なのは、その人が「在る」かどうかです。
生徒の身体を見もせず、自分の鏡映りばかり気にしている。
危険なアジャスト(調整)を無遠慮に行う。
あるいは、「ヨガとはこうあるべき」という自分の狭い価値観を押し付け、生徒をコントロールしようとする。
これらは指導者ではなく、支配欲を満たしたいだけのエゴイストです。
求められてもいないアドバイスを垂れ流すのも、不安の現れでしかありません。

3. ヨガレッスンという名の「運動会」
「初心者」「中級」「上級」と細かくレベル分けされているスタジオも要注意です。
ヨガにレベルなどありません。あるのは「深さ」だけです。
難しいポーズができることが「上級」だと錯覚させるシステム自体が、競争心と劣等感を生み出しています。
そして、ポーズの哲学的な意味や呼吸への言及もなく、「はい次、はい次」ととにかく動かすだけのクラス。それはただのラジオ体操です。汗はかくかもしれませんが、心は乾いたままでしょう。

4. 騙されてはいけない「数字」と「評判」
Googleマップの口コミ点数など、割引と引き換えに書かせたサクラかもしれません。
体験クラスの有無も本質とは関係ありません。
クラスの種類が豊富なのも、単に飽きっぽい現代人のためのエンタメに過ぎないことが多いのです。

5. 隠された罠とノイズ
見落としがちなのが、スタジオの「品格」です。
入会した途端に高額なコースや商品を勧めてくる(アップセル)。
入るのは簡単なのに、退会しようとすると複雑な手続きや引き止め工作がある。
友人紹介をしつこく迫る。
そして何より、スタジオが「賑やか」であること。ヨガは静寂への旅です。お喋りの社交場と化しているなら、そこはカフェに行けばいい。
会員同士に「主(ぬし)」のような古参がいて、見えない上下関係があるような場所も論外です。サンガ(コミュニティ)とは、フラットで風通しの良いものであるはずです。

言葉が過ぎたかもしれません。
しかし、あなたの貴重な時間とエネルギーを、まがい物に搾取されてほしくないのです。
本物は、もっと地味で、静かで、そして商売っ気がないものです。
どうか、あなたの内なるコンパスを信じて、魂が安らぐ本物の「場」を見つけてください。

 


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Kiyoshiクレイジーヨギー
*EngawaYoga主宰* 2012年にヨガに出会い、そしてヨガを教え始める。 瞑想は20歳の頃に波動の法則の影響を受け瞑想を継続している。 東洋思想、瞑想、科学などカオスの種を撒きながらEngawaYogaを運営し、BTY、瞑想指導にあたっている。SIQANという日本一簡単な緩める瞑想も考案。2020年に雑誌PENに紹介される。 「集合的無意識の大掃除」を主眼に調和した未来へ活動中。