「ワクワクすることを始める」が人生を変える理由。直感に従う勇気と、スピリチュアルな視点からの考察

自己啓発

人生をより良くしたい、現状を変えたいと願うとき、私たちはつい「正しいこと」や「役に立つこと」を探してしまいがちです。
資格の勉強を始めたり、早起きを習慣にしようとしたり、あるいは将来のために貯金を増やそうとしたり。
もちろん、それらは素晴らしいことです。否定するつもりはありません。
しかし、もしあなたが心のどこかで「閉塞感」や「義務感」を感じているのなら、本当に必要なのは「正しいこと」ではなく、「ワクワクすること」かもしれません。

今日は、なぜ「ワクワク」という感情がこれほどまでに重要なのか。
そして、その小さな火種がどのようにして人生という大きな物語を動かしていくのかについて、心理学的、そして少しだけスピリチュアルな視点(ヨガ哲学的な視点)も交えながら、深く掘り下げてみたいと思います。

 

「ワクワク」とは、魂のコンパスである

まず、「ワクワク」という感情の正体について考えてみましょう。
それは単なる「楽しそう」という予感以上のものです。
胸の奥が少し熱くなり、視界がパッと明るくなるような、身体的な反応を伴う感覚。
理由もなく惹かれる、理屈抜きでやってみたいと思う衝動。

ヨガ哲学やスピリチュアルな文脈では、この感覚を「魂(アートマン)からの合図」と捉えることがあります。
私たちの思考(マインド)は、過去の経験や社会的な常識、損得勘定に基づいて判断を下します。
「これはお金にならないからやめておこう」「今の年齢から始めるのは遅すぎる」といった具合です。
しかし、魂や直感といった深い領域は、そうした制限を超えて、私たち本来が進むべき道、あるいは最もエネルギーが循環する方向を知っています。

「ワクワク」とは、その深い領域からの「そっちだよ!」というナビゲーションシステムからの信号なのです。
だからこそ、理由がわからなくても、その感覚に従うことには大きな意味があります。
それは、思考という狭い枠組みを超えて、より大きな流れに乗るための最初の一歩だからです。

 

波動(エネルギー)の法則と引き寄せ

「類は友を呼ぶ」と言いますが、これはエネルギーの世界でも同じことが言えます。
量子力学的な視点からも、万物は固有の周波数(振動数)を持っているとされています。
私たちの感情もまた、エネルギーの一種です。

義務感や恐れ、不安ベースで行動しているとき、私たちのエネルギーは収縮し、重くなっています。
「嫌々やっている」という周波数は、同じように「重苦しい現実」や「トラブル」を引き寄せやすくなります。
一方で、「ワクワクしている」状態というのは、エネルギーが拡張し、軽やかになっている状態です。
子供が遊びに夢中になっている時のような、純粋な喜びの周波数。

この高い周波数でいるとき、私たちは自然と良い偶然(シンクロニシティ)を引き寄せやすくなります。
欲しかった情報がたまたま手に入ったり、会いたかった人に偶然出会ったり。
これは魔法ではなく、ラジオのチャンネルを合わせるようなものです。
あなたが「喜び」の周波数を発信していれば、世界は「喜び」のチャンネルで応答してくれるのです。

 

「正しいこと」よりも「楽しいこと」が続く理由

脳科学の観点からも、「ワクワク」は最強のガソリンです。
人が新しいことを習慣化しようとする時、意志の力(ウィルパワー)だけに頼ると、多くの場合挫折します。
意志の力は消耗品だからです。

しかし、「好き」や「楽しい」という感情が伴うとき、脳内ではドーパミンなどの神経伝達物質が分泌されます。
これは脳にとっての報酬であり、「もっとやりたい!」という自然なモチベーションを生み出します。
努力を努力と感じない状態、いわゆる「フロー状態」への入り口です。

「健康のために走らなければ」と義務感でランニングをするのと、「走ると風が気持ちいいから」と楽しんで走るのとでは、続く確率は雲泥の差ですし、身体への効果も変わってきます。
ストレスホルモン(コルチゾール)が減り、免疫力も上がります。
「ワクワク」に従うことは、実は最も合理的で、効率的な自己実現の方法なのです。

 

小さな「ワクワク」から始める練習

「でも、自分にはワクワクすることなんてない」
「やりたいことが見つからない」
そう感じる方もいるかもしれません。
それはおそらく、長年の間、「やるべきこと(To Do)」を優先しすぎて、「やりたいこと(Want To)」の声を無視し続けてきたからかもしれません。
心の感度が少し鈍ってしまっているのです。

いきなり人生を変えるような大きなワクワクを探す必要はありません。
リハビリのように、日常の小さな選択から始めてみてください。

  • 今日のランチは、値段やカロリーではなく、本当に食べたいものを選ぶ。
  • いつもと違う道を通って帰ってみる。
  • 気になっていた本を買ってみる。
  • 新しい入浴剤を試してみる。

そんな些細なことでいいのです。
自分の内側から湧き上がる微かな「こっちがいい」という声をキャッチし、それを叶えてあげる。
この「自分との約束を守る」という行為の積み重ねが、自分自身への信頼(自己肯定感)を取り戻し、やがて大きな直感を受け取るためのアンテナを磨いていきます。

 

怖さは「GOサイン」の裏返し

ワクワクすることを見つけた時、同時に「怖さ」を感じることがあります。
「失敗したらどうしよう」「笑われるかもしれない」「お金がなくなるかもしれない」
この怖さが出てきたら、むしろチャンスだと思ってください。
なぜなら、どうでもいいことに対して、人は恐怖を感じないからです。
怖さを感じるということは、それがあなたにとって「重要で、挑戦する価値があること」だからです。
ワクワクと怖さは、コインの裏表です。
変化の前触れには、必ず抵抗(恐怖)が生まれます。
その怖さを「やらない理由」にするのではなく、「進むべき道を示す標識」だと捉え直してみてください。
「怖いけど、やってみたい」
その葛藤の先にこそ、新しい世界が待っています。

 

結論:人生は「喜び」を体験するためにある

ヨガの教えに「リーラ(Leela)」という言葉があります。
これは「神の遊戯」と訳されます。
この世界は、宇宙の大いなる意識が、自らを表現し、楽しむために創造した遊び場だという考え方です。

私たちは、苦しむために生まれてきたのではありません。
修行のように歯を食いしばって生きる必要もないのです。
もちろん、困難や学びはありますが、それさえも魂の視点から見れば、彩り豊かな経験の一部です。

もっと気楽に、もっと貪欲に、自分の喜びを追求していいのです。
あなたがワクワクして輝いていること。
それが結果として、周りの人を照らし、世界を少しだけ明るくすることに繋がります。
自己犠牲ではなく、自己充足から溢れ出るエネルギーこそが、真の貢献になります。

今日、あなたの心が少しでも踊ることは何ですか?
その小さな灯火を、どうか消さないでください。
それが、あなたの人生を照らす、最強の光になるのですから。

ではまた。


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Kiyoshiクレイジーヨギー
*EngawaYoga主宰* 2012年にヨガに出会い、そしてヨガを教え始める。 瞑想は20歳の頃に波動の法則の影響を受け瞑想を継続している。 東洋思想、瞑想、科学などカオスの種を撒きながらEngawaYogaを運営し、BTY、瞑想指導にあたっている。SIQANという日本一簡単な緩める瞑想も考案。2020年に雑誌PENに紹介される。 「集合的無意識の大掃除」を主眼に調和した未来へ活動中。