本当の自分はどこにいるのか、と考えていろんなところに旅に行く人がいます。
旅先には本当の自分はいませんね。
それは旅に出る人もわかっていると思います。
旅先でしか現れてこない自分がもしいるならば、それこそ非日常の私です。
どちらにせよ、旅先でもどこでも本当の自分から人は離れることができません。
いつでもどこでも、今の私が本当の私です。
日常でも非日常でも、今の私が本当の私です。
旅に出たいなら出ればいい
本当の私を探しにどこかに行くという人は、それが本当の私です。
要するに「本当の私を探しに旅にでる私」が本当の私であるということです。
それ以上でもそれ以下でもありません。
それだけです。
「どこか遠くに本当の私がいる」という私がいることに気づいているといいと思います。
どこに行っても私は私です。
今の現実が辛いし、私はこんなんではないと思って何か方法を探し回っているなら、「何か自分を変えてくれる方法があるはずだ」と思っているのが本当の私です。
結局は、それもまた私です。
毎日違う私がいますし、だれと一緒にいるかで出てくる私も異なるかもしれません。
全部私です。
大丈夫です、私を見失うことはできません。
本当に見失ったら、それは悟りかもしれません。
私はいつもそこにいます。
逃げたい時は逃げたいと思っている私がいます。
このままでいいんだと思った時は、そのような私が今いるだけです。
心地よい私というのはある
こう状態だと心地よいと思う私はいます。
そうですよね。
心地悪いよりか心地よい私の方がいいですからね。
そういった心地よい状態をキープはしたい。
そのためには、どんな選択をするか。
まずは、今ここにしかな私はいないということを観じることです。
今の私が過去の集積です。
これが現実です。
楽しいですか、嬉しいですか、それとも悲しいですか、苦しいですか。
それを認めることです。
仕方ないですね、これが私なんですから。
言い訳をしたくなるのも私。
とても勇気があって行動できる時も私です。
その今の私を認めること。
受け入れること。
受け入れることができれば、簡単です。
次は選択です。
要するに自由にすればいいのです。
ポイントは直観とワクワクの選択となります。
いつもの話になっていきますが。
決意さえすれば始まる
100%ワクワクで行動できたら最高です。
最初は難しいかもしれませんが、ワクワクの選択をし続けることが大事ですね。
ワクワクをやっている自分があるがままの自分でもあると思います。
本当の自分は、いつも今の私と言いました。
どこか遠くにあるわけではないと書きました。
今の私が私なんだと観じると変わります。
実際は変わらないのですが、変わったように観じます。
いつでも本当の私だから、変わったというのは錯覚です。
でも、現実は変わったように観じる。
それが受け入れることです。
それが決意することです。
今ここでしかその決意はできません。
決意するとそういういった現実が起こってきます。
そういうことになっているようです。
終わりに:自分で決めている
本当の自分は何を観じているでしょうか。
すべては自分で決めていることです。
「自分で決めていないことも起こっているよ」と思っても決めている。
そういうものです。
ありのままになれないなら、ありのままになれないようにすることを自分で作り出している。
私もそういったことがあります。
「ありのままなんて難しいでしょ、大変でしょ」というような思考を作り出しているわけです。
そんなことは全て妄想ではありますが、妄想することでそういった現実へと自己証明するように向かっていくわけです。
思考や観念をまた握りしめることで本来は消えていく現実を継続させてしまう。
残念なことです。
自分で作っていると観じることです。
見定めていくことですね。
どんな理由も言い訳も自分です。
自分で決めている。
自分で作っている。
全部自分。
自分で現実を決めているのです。