嘘をつくことはいけませんね。
ヨガ哲学の中でも出てきます。
ヨガ哲学で「嘘をつかないこと」という決まりがあるのです。
ヨガを実践する者は嘘をついてはいけないのです。
これを聞いてどう思いますか。
非常に当たり前ですね。
小学校の道徳の授業でも話していることに思います。
初学生でも言われることを、ヨガでもやめましょうと言います。
多くの方は嘘をついています。
いきなり言われてもあれですが。
嘘というと語弊があるなら、真意を伝えていないということをします。
小さな嘘ですね。
周りからよく思われたいから仕事を頑張っているのに「仕事をするのが好きなんだ」とか答えているとか。
痩せることを目的としているのに「ランニングするのが好きなんだよね」とか答えているとか。
これも立派な嘘になりますね。
伝えていることではない真意は別にあるんですから。
このようにして、真意を隠して人は嘘をついて生活しています。
深い話をしたいわけではなく、単純な話です。
嘘をつくと体に出てくる
素直という言葉があります。
素直な人は嘘をつけにくいです。
顔に出たり、嘘をつくことも忘れて話してしまったりします。
まさに素直に話してしまうということです。
嘘をつき慣れている人は、身体に支障が出てくるように思います。
いかがでしょうか。
周りで嘘をよくついている人はどんな感じでしょうか。
上司と部下に板挟みされている人とか体調悪そうですよね。
嘘をつくと身体に出てくるのです。
なんとなく身体が重たいとか、そういうのも自分の言動を観じてみるといいと思います。
省みてみると、結構嘘をついていると思います。
人によっては嘘をつかざるを得ない人もいるのかもしれません。
それが職場なら大変でしょう。
そしたら、嘘をつけなくなるようなシステムを作っていくか、新しい決まりごとを作るか、それがだめなら離れるかしないといけません。
嘘は身体をむしばみ続けるので健康によくありません。
なんとか変えていく生活が必要でしょう。
罪のようなものには何かと報いはある
奇をてらったり、嘘をついたりと本音とは異なるところで変なことをしている人は報いがあるのだと思います。
自然の摂理のように返ってくるように観じます。
人の悪口を言っている人は、本人も言われるとか。
先ほども書いたように体調を崩すという形で現れるとか。
そういった報いが生じます。
肩こりとかも報いだったりすると観じます。
奇をてらって、人の注意を引こうとしている人は顔が歪んでいたり、身体が歪んでいたりしませんか。
人には、ぱっと見て「違和感を感じる」というタイプの人間がいると思います。
そういう違和感を観じさせる人は、たくさんの重いを抱えていたり、嘘をついたりしているのだと思います。
嘘も罪ですが、もっと重い罪もありますよね。
そういった罪の積み重ねが人を変な顔、変な雰囲気、変な人へと連れていくのだと思います。
嘘はダメですね。
真意を伝えること。
真意を体現すること。
大事に思います。
身体が歪んでくる
報いというのを書きましたが、身体が歪んでいたり、ずっと痛い箇所がある人、いいところが邪魔が入るなどは、何かしらの罪なことをしている可能性もあります。
逆からみることもできるということです。
全部がそういった報いではありませんよ。
当然ですね。
報いというのは生活習慣のようなものからくるものでもあります。
毎日、ファーストフードを食べていれば肌がボロボロになるとか、精神的に不安定な人になるとか、そういうことと似ています。
人の悪口ばかり言っていれば、それ相応の報いが発生します。
不平不満ばかり言っていれば、それ相応の報いが発生します。
泣き言ばかり言っていれば、それ相応の報いが発生します。
明るく過ごしていれば、元気に過ごしていれば、怠けずに過ごしていれば、それ相応の報いが発生します。
摂理というのはわかりやすいものです。
どれがどの報いなのかはわかりにくいと思いますが、行動すれば結果がやってくるのでそういうものだとわかると思います。
身体へと現れてくるのは顕著で面白いと思います。
観察してみると楽しいことに気づけるかもしれませんね。
終わりに:嘘をつく癖がある人
嘘をつく癖がある人がいます。
大概、顔とか目とか歪んでいたりしますね。
歪んでいる人が嘘つきなわけではないので悪しからず。
まず大切なことは、嘘をついていることに気づくことです。
ENGAWA STUDIOのインストラクターにも言ってますが、自分がやってしまっていることに気付こうと言います。
嘘をつくのはやめた方がいいです。
私も気をつけています。
身体に出るような報いが減るように感じます。
嘘は身体を蝕みます。
身体を崩す方向へと向かわせます。
嘘をつくのはやめた方がよいと思いますので、気をつけていこうと思います。