みなさん、こんにちは。
ENGAWA STUDIOでインサイトマップ講座を担当している尼田です。
今日はインサイトマップの良さについて、気の向くまま書いてみようと思います。
頭の中が整理できる
はじめに何が良いかと言うと、インサイトマップを使うと、頭の中が整理できます。
インサイトマップでは「どうしても決断できない何か」をテーマにして、インサイトマップの用紙に書き込んでいきます。
決断することが出来ないことや今、悩んでいることなど「Aを選ぶか、Bを選ぶか」もしくは「何かをするのか、しないのか」という言葉に置き換えて、用紙の中心に書きます。
インサイトマップでは、それぞれの選択肢の先に起こる「プラス側面の出来事」と「マイナス側面の出来事」を書き込んでいきます。
その作業を先の先の先まで、つまり3段階先まで書き込んでいきます。
3段階先まで、しかも「+と-」の両側面を書き込んでいきます。
この内容を読んでるだけでも何のことだか、頭が混乱してきそうですね。
要するに決断出来ない事や悩んでいることに対して、インサイトマップを使って書き込んでいくと、テーマとした事の先に起こる合計16通りの4コマストーリーが一目瞭然の形となってできあがるんです。
自分の未来予測図みたいなものが目の前に現れて、頭がスッキリ整理されます。
頭の中で「ああでもない、こうでもない」とモヤモヤしていたものが一目瞭然となる訳です。
心の中にアクセスできる
次にインサイトマップの良さをあげるとしたら、自分の心の中にアクセス出来るところです。
どういうことかと言うと、インサイトマップを書いている過程では、私たちの心のなかではいろんなことが起こります。
テーマの先に起こる、自分の未来について書き込んでいくなかで、浮かんできた未来の出来事に対して一喜一憂したり、ふとしたことを思い出したりします。
ふと浮かんでくることの中には、最近気になっていることもあれば、大昔の忘れていた過去の出来事だったり、時に一見、インサイトマップのテーマとは全く関係の無いことが浮かんできたりすることもあります。
自分でもハッキリ理解出来ていなかったモヤモヤしたものの正体が突然分かったり、時に忘れ去っていた過去の出来事について、自分がその時、どんな気持ちだったかを突然思い出したり、その時の感情が、その後の人生に多大な影響を与えていることに気がついたりする訳です。
自分の心の中、時に奥深いところにまでアクセスできて、自分は本当は何を望んでいるのかとか、自分は何を恐れているのかとかにも気が付くようになります。
注意点としては、浮かんでくるのは、ほんの一瞬で、すぐに消え去ってしまうこととです。
「アッと」と思った瞬間、「あれ?今のなんだ?」と流れしまうこともあります。
なので、インサイトマップの講座では、はじめに「浮かんできたこと、感じたこと、気が付いたことは都度メモしていってください。」と、お伝えするようにしています。
自ら答えを導き出せる
ここまでインサイトマップの良いところとして
- 頭の中が整理出来ること
- 心の中にアクセスできること
とお伝えしてきました。
あともうひとつ、インサイトマップの良いところをあげるとしたら、自ら答えを導き出せることです。
インサイトマップでは「なかなか決断出来ないこと」や「日頃の悩み」をテーマにするとお伝えしました。
インサイトマップを使うまでは、どうしたら良いか分からなかったものがインサイトマップを書き込んでいくうちに、頭が整理され、自分の心にアクセスしていくことで、「ではどうすると良いか?」自ら答えを出すことが出来るようになります。
しかも浮かんでくるものは、スタート時にインサイトマップの中心に書き込んだ「何かをするか、しないか」とか「Aを選ぶかBを選ぶか」といった2者のいずれにするかといった単純なものではなく、もっと高次な、自分の望みや恐れ、自身にとって大切なことに対して「ではどうすると良いのか」という答えが導きだせるようになります。
長年決断できなかったことや、やりたいのに、なぜか行動できないというようなモヤモヤしたこと、悩んでいたことが、具体的な行動レベルにまで落とし込んで自ら答えが出せる。
慣れてくれば、誰の力も借りず、セルフワークの30分~40分程度で導きだせるというのが、とても良いと私は思っています。
今回のまとめ
今回はインサイトマップ良さについて、思うままに書いてみました。
インサイトマップを使うと
- 頭が整理できる
- 心の中にアクセスできる
- 自ら答えを出せる
本当は今回あげた内容以外にもまだまだありますし、切り口を変えるともっと違った表現が出来て、より多くの方に興味をもっていただけるように思います。
次回以降、またの機会にお伝えできればと思っています。