アーサナの練習で気をつけること【普段の生活に戻ってくる】

ENQAN

ヨガのポーズができるようになることは嬉しいことです。

ですが、そこを目的にしすぎると大変に困難な状態を引き寄せます。

ヨガのプラクティスをやっているつもりが全然進んでいなかったり、ヨガがつまらなくなったりします。

そういうものです。

ヨガポーズの習得が目的でもなく目標(ゴール)でもありません。

例えば、結婚が目的でも目標(ゴール)でないですよね。(もちろん、そういう人がいてもいいのですけど)

目的と手段が混ざってしまうということがあります。

 

アーサナから心の静寂へ – ヨーガスートラが示す、身体と心の繋がり –

現代社会において、ヨガは柔軟性向上やダイエット、ストレス解消といった目的で実践されることが多いかもしれません。

しかし、ヨガの本質は、心の波を静め、真の自己(真我)に目覚めることにあります。

そして、そのための重要なステップとなるのが、ヨーガスートラで説かれる八支則の実践です。

その中でも、私たちがまず取り組むべきなのが、「ディヤーナ」瞑想ですが、それが難しい。

じっと座っている筋力や集中力や深い呼吸ができません。

ですので、そのための土台を作るのにヨガのポーズがとても有効です。

一見、身体的な鍛錬に過ぎないように思えるアーサナですが、実は、心の状態に深く影響を与える力を持っています。

以下にアーサナに関していくつかの項目で書いてみます。

 

1. アーサナ – 安定と快適 – 心の土台を作る

ヨーガスートラ第二章46節では、「アーサナとは、安定していて快適なものである」と説かれています。

安定したアーサナを保つためには、身体の軸を感じ、バランスを意識し、筋肉を適切に使う必要があります。

この過程で、私たちは、自分自身の身体に意識を向け、その感覚に気づくことを学びます。

現代社会では、頭でっかちになり、身体の声を無視しがちです。

まったく声を聞かない人も多いことでしょう。

しかし、アーサナを通して、私たちは、身体という「今ここ」に存在する感覚に立ち返り、心を「現在」へと導くことができるのです。

その状態がとても大切です。

 

2. プラーナ – 生命エネルギー – 流れを整え、心をクリアに

アーサナを行う際には、呼吸を深め、プラーナ(生命エネルギー)の流れを活性化することが重要です。

ヨーガスートラでは、プラーナと心の状態は密接に関連しているとされます。

プラーナの流れが滞ると、心もまた、重く、鈍くなります。

アーサナを通して、プラーナの流れがスムーズになると、心は軽やかになり、クリアな状態へと変化していきます。

プラーナヤーマ(呼吸法)は大切な鍛錬となりますが、アーサナを通じても深くしていくことができると考えます。

 

3. 心の波を鎮める – 集中力と安定感

ヨーガスートラ第一章2節では、「ヨガとは、心の作用を止滅することである」と説かれています。

私たちの心は、常に様々な思考、感情、感覚に揺さぶられ、波立っています。

アーサナは、この心の波を鎮める効果があります。

黙々とアーサナをとっていくことで達成可能です。

ポーズに集中することで、雑念が減り、心が安定していきます。

安定したアーサナを保つためには、集中力が必要です。

集中力を高めることで、心はより静寂な状態へと近づいていきます。

ポーズができるようになることを目指したり、競争してしまうと集中と安定が崩れ、心の波も大きくなってしまうことでしょう。

 

4. 自己観察 – 内なる世界への気づき –

アーサナを通して、私たちは自分自身の身体、心の状態を観察するようになります。

「今日は、いつもより身体が硬い」「呼吸が浅い」「心がざわついている」「身体が軽い」

こうした気づきを通して、私たちは、自分自身の状態を客観的に見つめ、心の働きを理解していきます。

感覚的に「良い方向」へと調整する生活になります。

自己観察は、心の成長、そして、ヨーガスートラが最終的に目指す「サマーディ」(三昧)へと至るための、重要なステップとなります。

 

5. 執着からの解放 – 手放すことで得られる自由 –

アーサナの実践を通して、私たちは、結果への執着を手放すことを学びます。

完璧なポーズをとることよりも、今の自分にできる精一杯を尽くすこと。

無理せず、自分自身のペースで練習を続けること。

結果にとらわれず、プロセスを楽しむこと。

これらの学びは、ヨガマットの上だけでなく、日常生活においても、心の自由をもたらしてくれるでしょう。

アーサナは、単なる身体的な練習ではありません。

それは、ヨーガスートラが示す、心の解放、そして、真の自己実現へと続く、深遠な道のりなのです。

 

終わりに:アーサナの練習で気をつけることはひとつ

アーサナの練習で気をつけることは酔っ払いにならないことです。

酔っ払いとはエゴに飲まれることです。

ヨガでは覚めてないといけません。

もちろんヨガを通じて酔いから覚めていき、日常でも覚めた状態で生活をしたいです。

エゴの飲まれないこと。

酔っ払いにならないこと。

これがヨガのプラクティスにはとても大事です。

比べたり、競ったり、争ったり、悪口を言ったり、など言語道断です。

 



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Kiyoshiクレイジーヨギー
*EngawaYoga主宰* 2012年にヨガに出会い、そしてヨガを教え始める。 瞑想は20歳の頃に波動の法則の影響を受け瞑想を継続している。 東洋思想、瞑想、科学などカオスの種を撒きながらEngawaYogaを運営し、ENQAN(ヨガ)、JIQAN(内観)、瞑想指導にあたっている。SIQANという日本一簡単な緩める瞑想も考案。2020年に雑誌PENに紹介される。 「集合的無意識の大掃除」を主眼に調和した未来へ活動中。