妊娠中、出産後のヨガはやっていいのですか?

Q&A・自己探求

「妊娠中、出産後のヨガはやっていいのですか?」

結論から申し上げれば、「はい、とてもおすすめです。ただし、それはこれまでのヨガとは全く違う『新しいヨガ』との出会いになるでしょう」とお伝えします。

また、必ず専門的にマタニティヨガを教えているところへ行ってください。自己責任でお願いいたします。

 

妊娠中のヨガ(マタニティヨガ) —— 変化する身体との対話

妊娠中のヨガは、アーサナ(ポーズ)をとることよりも、刻一刻と変化する身体と心に「スペース」を作ることが目的となります。

1. いつから始めていいの?
一般的には、安定期に入る妊娠16週目以降から、主治医の許可を得て始めることが推奨されています。妊娠初期は、胎盤が形成されるとてもデリケートな時期。この時期は無理に動くよりも、つわりや眠気といった身体の声に耳を傾け、ひたすら休むことも立派なヨガ(何もしないヨガ)です。

2. 何が変わるのか? マタニティヨガの3つの柱
呼吸の練習: 出産は呼吸の営みです。陣痛の波が来たとき、恐怖で身体を固めるのではなく、深く長い呼吸で「受け流す」こと。そのための呼吸筋を、今から柔らかく育てておきます。
骨盤底筋への意識: 赤ちゃんを支えるハンモックのような筋肉、骨盤底筋。ここを「締める」練習だけでなく、出産に向けて「緩める」感覚を養うことが大切です。
心との対話: ホルモンバランスの変化で、不安やイライラが起こるのは自然なこと。ヨガの時間は、そんな揺れる心に「それでいいんだよ」と寄り添う時間になります。

3. やってはいけないこと(禁忌)
お腹を圧迫するポーズ、深いねじり、うつ伏せ、転倒のリスクがあるバランスポーズは避けます。また、ホットヨガのような極端な環境も、母体に負担がかかるためお勧めしません。
何より、「頑張る」ことをやめること。これまでの柔軟性や体力を維持しようとするエゴは、そっと手放しましょう。

 

出産後のヨガ(産後ヨガ) —— 慈しみと回復の時間

出産という大仕事を終えた身体は、全治数ヶ月の怪我をしているのと同じくらいダメージを受けています。焦りは禁物です。

1. いつから再開できる?
産後直後〜1ヶ月(産褥期): 基本的に「何もしない」が正解です。布団の上で、赤ちゃんと一緒にただ眠る。唯一できるヨガは「産褥呼吸法」と呼ばれる、仰向けで優しく呼吸しながらお腹を膨らませたり凹ませたりする動きだけです。
産後1ヶ月〜3ヶ月: 1ヶ月検診で医師の許可が出たら、まずは「骨盤底筋のリカバリー」と「肩周りのストレッチ」から。授乳で凝り固まった胸を開く動きは、詰まった心も開いてくれます。
本格的な再開: 個人差はありますが、産後3ヶ月以降、体調を見ながら徐々に通常のクラスへと戻していきます。

2. 産後の身体が求めているもの
産後のママは、24時間体制の育児で交感神経が常にONの状態です。
必要なのは、激しいエクササイズで体型を戻すことよりも、「副交感神経を優位にする深いリラックス(リストラティブヨガ)」です。
わずか10分でも、自分のためだけに使い、空っぽになる時間。それが、枯渇しがちな「オージャス(活力素)」を補給し、明日への育児のエネルギーとなります。

3. 「元に戻す」のではなく「新しく生まれ変わる」
よく「体型を元に戻したい」という声を聞きます。しかし、出産を経た身体は、以前の身体とは別の、より深く、強靭で、神秘的な器へと進化しています。
過去の自分に戻ろうとするのではなく、母となった新しい身体と、一から関係性を築き直すような気持ちでヨガに向き合ってみてください。

 

終わりに:二つの命をつなぐ呼吸

妊娠・出産期のヨガは、単なる運動ではありません。
それは、お腹の中の赤ちゃん、そして生まれてきた赤ちゃんと、「呼吸」を通じて魂レベルで交流する神聖な時間です。

母が笑えば、世界は笑います。
ヨガが、あなたのその柔らかな笑顔を守る、小さなお守りとなりますように。



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Kiyoshiクレイジーヨギー
*EngawaYoga主宰* 2012年にヨガに出会い、そしてヨガを教え始める。 瞑想は20歳の頃に波動の法則の影響を受け瞑想を継続している。 東洋思想、瞑想、科学などカオスの種を撒きながらEngawaYogaを運営し、ENQAN(ヨガ)、JIQAN(内観)、瞑想指導にあたっている。SIQANという日本一簡単な緩める瞑想も考案。2020年に雑誌PENに紹介される。 「集合的無意識の大掃除」を主眼に調和した未来へ活動中。