ハヌマーン(hanumanasana:猿王のポーズ)

ヨガ外論・歴史

股関節の前後解離を通じて、骨盤周りの「澱み」を一掃するポーズです。 大地への完全なサレンダーを体験し、自我の抵抗を物理的に解除します。 下半身の経路を全開放し、全身の血流と情報の循環を劇的に改善します。 「好きなことをやる」ための器となる、身体的な自由度の極致を象徴します。

  • ■手順:
    1. 片膝立ちから、前の脚を踵で滑らせ、後ろの脚は腿を内側に入れながら後方へ伸ばす。
    2. 呼気とともに坐骨を床へと沈め、左右の腰骨を正面に平行に保つ。
    3. 安定したら胸骨を引き上げ、両手を天井へ。視線は斜め上方の「無限の空間」へ。

  • ■練習のヒント:
    • ポイント: 前脚のハムストリングスの伸びと、後ろ脚の腸腰筋の解放を拮抗させる。
    • 重心: 会陰(ムーラバンダ)を真下へ下ろし、大地のエネルギーを吸い上げる起点とする。
    • 効果: 坐骨神経の柔軟化、泌尿器系の浄化、深い心理的解放。
    • 注意点: 骨盤が横を向くと腰椎に無理な捻れが生じるため、常に正対を意識する。
    • 準備シークエンス: アンジャネーヤーサナ、パールシュヴォッタナーサナ。

  • ■感覚について:
    組織が引き伸ばされる際の「痛み」を「情報の奔流」として観察してください。筋肉で抵抗するのではなく、筋膜の螺旋が解けていくプロセスを観じます。後ろ側の太ももの付け根から、前側の踵まで、一本の滑らかな「筋(すじ)」として繋がっている感覚です。呼吸が骨盤の奥深くまで浸透し、身体という境界線が消えて大地に溶け出すような感覚を掴み取ってください。

 



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『初心者の心には多くの可能性があります。
しかし専門家と言われる人の心には、
それはほとんどありません。』

禅マインド ビギナーズ・マインド より

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Kiyoshiクレイジーヨギー
*EngawaYoga主宰* 2012年にヨガに出会い、そしてヨガを教え始める。 瞑想は20歳の頃に波動の法則の影響を受け瞑想を継続している。 東洋思想、瞑想、科学などカオスの種を撒きながらEngawaYogaを運営し、ENQAN(ヨガ)、JIQAN(内観)、瞑想指導にあたっている。SIQANという日本一簡単な緩める瞑想も考案。2020年に雑誌PENに紹介される。 「集合的無意識の大掃除」を主眼に調和した未来へ活動中。