178.すべての感情は神聖である
もし、あなたが美しい庭園を造っているとしたら、そこに咲く華やかなバラや、甘い香りを放つジャスミンだけを愛し、土の中で黙々と働くミミズや、落ち葉を分解する目に見えない微生物たちを「汚い」「不必要だ」と排除しようとするでしょ…
365daysもし、あなたが美しい庭園を造っているとしたら、そこに咲く華やかなバラや、甘い香りを放つジャスミンだけを愛し、土の中で黙々と働くミミズや、落ち葉を分解する目に見えない微生物たちを「汚い」「不必要だ」と排除しようとするでしょ…
365daysある禅の物語に、こんな話があります。一人の侍が、高名な白隠禅師を訪ね、「地獄と極楽とは、本当にあるのか」と問いました。白隠は侍をじろりと見ると、「お前のような無骨な侍に、そんな高尚なことがわかってたまるか」と罵りました。…
365days私たちの内側には、言葉という網では到底すくい上げることのできない、広大で混沌とした感情の海が広がっています。「悲しい」「嬉しい」「腹が立つ」――私たちが日常的に使う言葉は、その海の表面に浮かぶ、ごく一部の漂着物にすぎませ…
365days私たちは、過去の失敗やトラウマが、現在の私たちを縛る重い足枷になることをよく知っています。しかし、意外なことに、過去の輝かしい「成功体験」もまた、時として私たちの成長を妨げる、甘く、そして強力な足枷となり得るのです。 か…
365days「完璧」。この言葉には、どこか清らかで、一点の曇りもない理想の響きがあります。そのため、「完璧主義」は、しばしば勤勉さや向上心の現れとして、肯定的に捉えられがちです。しかし、その輝かしい仮面の裏で、完璧主義は持ち主の心を…
365days「手放しなさい」。この言葉は、ヨガや瞑想、あるいは自己を探求する道のりで、誰もが一度は耳にするアドバイスでしょう。しかし、その言葉の響きとは裏腹に、多くの人々が「手放す」という行為そのものに途方に暮れています。「何を?」…
365days私たちはしばしば、感情を「心」や「頭」だけで起こる、どこか非物質的な現象として捉えがちです。そして、悩みやストレスを解消しようとする時、カウンセリングを受けたり、本を読んだりして、思考の力で問題を解決しようと試みます。こ…
365days私たちの人生において、行動に最も強力なブレーキをかける感情があるとすれば、それは間違いなく「恐れ」でしょう。新しい挑戦を前にして足がすくむ。自分の意見を言うのが怖い。人に嫌われることを恐れて、自分を偽ってしまう。私たちは…
365daysヨガの実践が深まってくると、アーサナ(ポーズ)やプラーナーヤーマ(呼吸法)だけでは到達できない、より微細な身体のコントロールの領域へと足を踏み入れることになります。その核心的な技法の一つが「バンダ」です。サンスクリット語…
365days私たちの意識の旅は、ついにその頂点へと達します。頭頂部、百会(ひゃくえ)のツボに位置する第七のエネルギーセンター、サハスラーラ・チャクラです。ここは、個としての旅の終着点であり、同時に、すべてとの繋がりを知る大いなる始ま…
365days大地から始まり、水、火、風、空(エーテル)と、私たちの意識は物質的な元素の領域を上昇し、ついにそれを超えた、純粋な光の世界へと至ります。眉間の少し奥に位置する第六のエネルギーセンター、アージュニャー・チャクラ。通称「第三…
365days愛と繋がりの中心であるアナーハタ・チャクラで開かれた心が、いよいよ世界に向けて「表現」される時が来ました。そのためのゲートとなるのが、喉に位置する第五のエネルギーセンター、ヴィシュッダ・チャクラです。 「ヴィシュッダ」は…
365days大地に根差し(第一)、感情の海を泳ぎ(第二)、自己という個の力を確立した(第三)意識の旅は、いよいよその中心、上下のチャクラを結ぶ架け橋へとたどり着きます。胸の中央、心臓の座に位置する第四のエネルギーセンター、アナーハタ…
365days母なる大地で安定を得て(第一チャクラ)、生命の喜びと流れを知った(第二チャクラ)私たちは、次なる変容の舞台へと進みます。それは、自らの足で立ち、個として世界と対峙し、内なる力を発現させる場所。みぞおちに位置する第三のエネ…
365days第一チャクラという堅固な大地、生存のための「場」が確保されたとき、私たちは次なる段階へと歩みを進めます。それは、ただ存在するだけでなく、いかに「生きる」かという問いの始まりです。その問いの中心に位置するのが、第二のエネル…
365days私たちはいつから、これほど多くのものを抱えて生きるようになったのでしょうか。クローゼットに眠る服、本棚に積まれたままの書籍、スマートフォンの画面を埋め尽くす無数のアプリと通知。そして、それら物理的なモノ以上に、私たちの心…
365days第一部:礎を築く – 身体という聖域との再接続(1月〜3月) **1月:呼吸と存在 – いま、ここに在ることの力** 1. 新たな呼吸、新たな世界 – 新年の始まりにプラ…
ヨガを学ぶ縁側で静かにお茶を淹れるとき、その一杯が自分のためだけでなく、共に過ごす誰かのためのものであったなら、湯気の立ち上る様や茶葉の香り、器の温もりは、少し違った意味を帯びてくるのではないでしょうか。自分のためだけの行為が、他…